2023.12.18

引越し先でインターネットを使うには、引っ越し前に契約しているインターネット回線を継続して使う場合と、新規でインターネット回線を契約する場合の、2つのパターンがあります。

継続して使う場合は手続きが簡単な一方、新規で契約する場合は料金が安くなる可能性があるというメリットがあります。それぞれ詳しく解説します。

継続して同じインターネット回線を使用するパターンの特徴

引っ越し前に契約しているインターネット回線を引越し先でもそのまま利用する場合の特徴は、手続きが楽な点にあります。
新規契約の手続きが不要で、機器の返却対応も必要なく、解約の違約金などの金銭的負担もかかりません。

特に、今利用しているインターネットが持ち運び型の端末であれば、契約先の住所変更だけで手続きが終わり、引っ越した当日でもすぐにインターネットが使えます。
引越しの手続きが面倒であれば、継続利用がおすすめです。

現在の契約を解約して、新規でインターネットを契約する場合の特徴

新規契約や乗り換えをする場合の特徴は、回線事業者によって月額利用料の割引や違約金のキャッシュバックなどの特典がつくことがある点です。

キャンペーンを利用すると、乗り換えた方がお得になることもあるので、引越しを機に見直し他社へ乗り換える人もいます。

また、回線事業者によっては、エリアの問題で引越し先では今利用しているインターネットを利用できない場合があります。その際は、今のインターネット回線を解約して引越し先で利用できる事業者と契約を行いましょう。

引越し先で継続してインターネットを使用する際の注意点

引越し先に回線が対応しているかを確認する

引越し先でも現在のインターネットを継続して利用したい場合、まずは引越し先が提供エリア内か確認しましょう。
回線事業者によっては、引越し先が提供エリア外で、継続利用できない場合があります。
提供エリアについては、現在利用している回線事業者のWebサイトで確認することができます。

光回線の場合、引越し先の回線設備を確認する

引越し先で光回線を継続して利用する予定の場合、引越し先でも今の回線を利用できるか建物の管理会社に確認しておきましょう。
光回線は、光ファイバーケーブルや専用コンセントなど、回線設備が導入されているところのみインターネットが接続できます。
そのため、引越し先に利用している回線事業者の回線設備がない場合、インターネット回線は引越し先で使うことができません。
事前に光回線が利用可能かを確認しましょう。

光回線の場合、工事に時間がかかる場合がある

光回線の回線設備を新しく導入するためには設置工事が必要ですが、工事に時間がかかる場合があります。

工事は立ち合いが必要になることが多いため、工事をする業者とこちらのスケジュールを合わせなければいけません。
引越しが多いシーズンだと、工事をする業者の取り合いになってしまうので、スケジュールが合わななければ、1ヶ月以上予約がとれないなんてこともありえます。

工事に時間がかかることを想定し、入居まで1ヶ月以上余裕をもって回線の引越し手続きを進めるのがおすすめです。

引越し先で継続してインターネットを利用する際の手続き

モバイルルーターの場合

引越し後も継続して使いたいインターネット回線がモバイルルーターの場合、まず引越し先で利用できるかどうかを確認したのち、契約先の住所変更を行うだけでOKです。
モバイルルーターは、光回線のような回線設備の工事をする必要がないため、手続きがシンプルで、ほとんど時間がかかりません。
設置場所の移動にもフレキシブルに対応できるので、引越しや急な転勤が多い方にはおすすめです。

光回線の場合

今利用している回線が光回線の場合でも、引越し先が対応エリアかどうか最初にチェックします。

光回線が引越し先に対応していたら引越し手続きの申請を行いましょう。引越しの手続きについては回線事業者のWEBサイトや電話で確認・申請できます。

引越し手続きに事務手数料などがかかる場合があるので、このタイミングで確認しておくと良いでしょう。

引越し先で回線設備の導入工事が必要かどうかは、引越しの手続きを申し出たときに回線事業者側が確認してくれることが多いのですが、こちらからも確認をお願いしておけると安心です。

回線設備の工事をする場合、工事費用や手数料など費用がかかるかも確認しておきます。

工事には日程調整が必要なため、なるべく早く引越しの手続きを進めましょう。

引越し先で新しくインターネットを契約する場合の注意点

違約金や端末購入代金を確認する

引越し先で新しくインターネット回線を契約する場合、利用しているインターネット回線の解約が必要です。
解約はWEBサイトや電話で申し込みが可能です。
解約のタイミングや事業者によっては費用を支払う必要が発生する可能性があるので、注意が必要です。

モバイルルーターを解約すると、契約期間中に適用されていた割引が無くなり、毎月の支払いに含まれていた端末本体の分割残金を一括で清算することが多いため、注意しましょう。

光回線を解約する場合、契約期間によっては工事代金の支払いが発生する可能性があります。転居手続きは可能でも、新規申込時にだけ適用されていた割引キャンペーンや工事費の割引が、転居後は適用外になることも考えられます。
また、モバイルルーター・光回線どちらにしても、違約金がかかることが多いです。
違約金を払うより、解約せずに期間満了まで払った方が安くなることもありますので、解約時にいくらかかるかはしっかり確認しましょう。

機器返却があるかを確認する

インターネット回線の解約手続きを行う際、返却する機器があるかも確認しておきましょう。
光回線の場合はモデムやWi-Fiルーターなど、レンタル機器の返却が必要です。
この時、レンタル機器に付属しているアダプターや接続ケーブルなども一緒に返却します。

引越しのバタバタでどこかにまぎれないよう、返却物は確実にチェックを行いましょう。

また、返却の際の送料の負担はこちらなのか、回線事業者なのかも必ず確認してください。

引越し先で新しくインターネット回線を契約する場合の手続き

モバイルルーターの場合

新しくモバイルルーターを契約する際は、今利用しているインターネット回線の解約を申請し、引越し先で利用可能かどうかを回線事業者に確認して、WEBサイトや電話で申し込みをします。
手続きはこれだけでOKです。
モバイルルーターは、光回線のような回線設備の設置工事が必要ないため、申し込みをして、端末さえ手元に届けばすぐにインターネットを利用することが可能です。
受け取ったらすぐに使い始めることができますので、引越し日の当日に受け取れるよう手配をしておくと良いでしょう。

光回線の場合

新しく利用するインターネット回線が光回線の場合でも、まずは解約を申請し、引越し先で利用できるかを確認します。
確認先は、回線事業者と引越し先の住宅管理会社（もしくはオーナー）の2ヶ所です。
確認が取れたら契約を申し込み、引越し先でインターネットを開通させます。
開通に回線設備の設置工事が必要な場合は、工事日をすり合わせのうえ、契約者立ち合いのもと工事を行い、ようやく利用開始となります。
回線事業者を乗り換えるなら、乗り換え割引や違約金のキャッシュバックなどのキャンペーンが適用される場合もあるので、申し込み時にしっかりチェックしておきましょう。
モバイルルーターに比べてやることが多いため、引越し日が決まったら1ヶ月以上ゆとりを持って動けるとベストです。

ruumモバイルなら手続き簡単で引越し先でも使用可能

ruumモバイルなら、申し込みだけで手続きが済むので簡単です。そのうえ、手元に端末が届けば引越し先でもすぐに使えます。

モバイルルーターなので、光回線のような管理会社への確認も必要なく、工事も日程調整も立ち合いも要りません。
もちろん、端末が手元にあれば、引越し先だけでなくカフェや旅行先、出張先、移動中でも持ち運んで使用可能です。
光回線の煩雑な手続きが面倒な方はもちろん、旅行が好きな方や、急な転勤や出張が多い方にもおすすめです。

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まとめ

ここまで、インターネットを引越し先でもスムーズに使えるように解説を行いました。

今のインターネット回線を継続して利用するパターンと新しく契約するパターンの2つがあります。

継続して利用する場合は手続きの手間が少なく、新しく契約を行うことでお得になる可能性もあります。

引越しを機にあなたのライフスタイルに合う快適なインターネット回線を選ぶための参考にしてみてください。