WiMAXの2台持ちはできる?2台目を追加契約するメリット・デメリットやお得な契約方法を解説
公開日:2024.04.09 | 最終更新日:2025.11.17
目次
・WiMAXの2台持ちはできる?
・WiMAXを2台持ちにするメリット
・自宅用と外出用で使い分けが可能
・プラスエリアモードで使える通信容量が増える
・契約特典で料金が安くなる
・接続台数を増やせる
・別途ルーターを用意する必要がない
・バッテリー切れの心配を減らせる
・仕事用とプライベート用で使い分けができる
・片方が故障してももう1台で使える
・Wi-Fiトラブルを回避できる
・最新のルーターを利用できる
・WiMAXを2台持ちにするデメリット
・2台分の料金を支払う必要がある
・2台目契約特典を利用できないこともある
・導入時の手続きが大変
・電波干渉を起こす可能性がある
・設定作業に手間がかかる
・利用状況によっては2台目が不要になることもある
・2台目のWiMAXをお得に契約する方法
・1台目とは違うプロバイダで通常の契約をする
・契約特典を利用できるプロバイダで2台目を契約する
・キャンペーンを実施しているプロバイダで契約をする
・2台持ちするなら他社のモバイルルーターを契約するのもあり?
・WiMAXには必ず契約期間の縛りがある?
・WiMAXの対応エリアは狭い?
・WiMAXを2台持ちする際の注意点
・家族での利用がお得な「ファミ得パック」は提供が終了している
・過去に同じキャンペーンを利用していないか確認しておく
・2台目を家族名義で追加契約する際は別途クレジットカードが必要
・auスマートバリュー割引が適用されるのは1回線1台まで
・WiMAXとの2台持ちにおすすめの組み合わせ
・WiMAXと格安モバイルルーターの組み合わせ
・WiMAXとホームルーターの組み合わせ
・WiMAXと固定回線(光回線)の組み合わせ
・WiMAXと格安SIMスマホの組み合わせ
・WiMAXを2台持ちする前に確認しておきたい回線の種類
・WiMAX回線
・WiMAX 2+回線
・WiMAX+5G回線
・直近3日間で15GBまでの通信制限が撤廃
・通信速度が固定回線(光回線)並み
・対応エリアが拡大・屋内でのつながりやすさが改善
・au・UQモバイルとのセット割引が使えるように
・WiMAXを2台持ちするならruumモバイルがおすすめ
・ruumモバイル「WiMAX+5Gプラン」
・ruumモバイルの端末情報
・ruumモバイルのお得な割引キャンペーン
・ruumモバイルの安心オプション
・ruumモバイルの利用の流れ・契約期間
・WiMAXの2台持ちに関するよくある質問
・WiMAXを2台持ちする際の便利な使い方はありますか?
・2台目のWiMAXを家族で共有することはできますか?
・WiMAXを2台持ちする必要はありますか?
・まとめ
WiMAXは高速かつ安定した通信ができるモバイルインターネットサービスで、自宅や外出先などで通信手段を確保したい際に便利です。そんなWiMAXですが、「2台持ちはできるの?」「追加契約をするとどんなメリットがあるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
この記事では、WiMAXを2台持ちできるかどうか、2台契約のメリット・デメリットを徹底解説します。
お得に契約するコツや2台持ちにおすすめの組み合わせも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
WiMAXの2台持ちはできる?
結論、WiMAXを2台持ちすることは可能です。
正確には、別々に契約をすることで2台利用できます。
通信会社によっては、2台目の契約で割引されるプランが用意されている場合もあります。
ただし、それぞれ契約が別々になるのが一般的で、使用している通信量を分割することはできません。また、auスマートバリュー割引が適用できないなどの問題点もあります。
2台持ちするかどうか悩んでいる場合は、1台のモバイルルーターにオプションのクレードルを付けるのも1つの手です。
クレードルには、LANケーブルを挿し込むためのLANポートを備えており、有線接続が可能です。これにより、充電スタンドとして使えたり、通信が安定したりといったメリットを得られます。
WiMAXを2台持ちにするメリット
2台目のWiMAXの契約には、以下のメリットがあります。
・自宅用と外出用で使い分けが可能
・プラスエリアモードで使える通信容量が増える
・契約特典で料金が安くなる
・接続台数を増やせる
・別途ルーターを用意する必要がない
・バッテリー切れの心配を減らせる
・仕事用とプライベート用で使い分けができる
・片方が故障してももう1台で使える
・Wi-Fiトラブルを回避できる
・最新のルーターを利用できる
詳しく解説します。
自宅用と外出用で使い分けが可能
WiMAXを2台持ちすれば、自宅用としてホームルーターを使う、外出用としてモバイルルーターを使うなどの使い分けが可能です。
ホームルーターは、自宅に設置して使用する据え置き型の端末で、コンセントに接続するだけで簡単にWiMAXのサービスを利用することが可能です。一方、モバイルルーターは、外出先で使用することを想定したデバイスで、フル充電で10時間程度使用できます。
1台しかないモバイルルーターを自宅用としても使用する場合、家族が外出先で使用するために持ち出すと、自宅での通信手段が確保できません。また、ホームルーターは据え置き型のため外では使えないのがデメリットです。
2台を使い分けることで自宅でも外出先でも安定した通信を維持でき、効率的なテレワーク環境を整えられます。
プラスエリアモードで使える通信容量が増える
プラスエリアモードを利用すれば、より幅広いエリアで使用できます。プラスエリアモードは、障害物に強く屋内や建物の陰などもカバーできるのが特徴です。
また、プラスエリアモードは、月間30GBまで利用できます。
外出先で利用するモバイルルーターにプラスエリアモードを付ければ、幅広いエリアをカバーしながら容量も増やせる点が魅力です。
ただし、月間30GBを超えると、通信速度が最大128kbpsに制限されるので注意しましょう。
契約特典で料金が安くなる
プロバイダによっては、複数台の契約でキャッシュバックや割引を受けられる場合があります。ただし、2台目契約特典を受けるためには条件をクリアする必要があり、必ずしもすべての方が特典の恩恵を受けられるわけではありません。
また、プロバイダによって特典の内容が異なるため、最適なプロバイダを選定して契約する必要があります。
接続台数を増やせる
光回線は同時接続台数の制限がない一方で、WiMAXの場合はデバイスの性能により接続台数に制限が設けられています。最新機種のホームルーターは最大32台まで接続できます。
ただし、近年は家電や電子機器などでWi-Fiを利用する機会が増えており、32台では足りないケースもあるでしょう。
複数台契約し、それぞれのWi-Fiルーターに振り分けて接続すれば、より多くの台数を接続することが可能となります。
別途ルーターを用意する必要がない
WiMAXを2台持ちすれば、光回線のように別途ルーターを準備しなくても効率的に通信環境を整えることが可能です。2台をうまく活用することで、Wi-Fiの電波が届く範囲を広げられます。
また、それぞれを独立したルーターとして機能させることで、自宅用と外出用など用途に合わせた使い方ができる点も魅力です。広い住宅や鉄筋コンクリートの建物など、電波が届きにくい環境では、2台使いによる通信安定化の効果が期待できます。
バッテリー切れの心配を減らせる
外出先でWiMAXを使用していると、バッテリー切れによって作業が中断されることがあります。2台持ちにしておけば、1台のバッテリーが切れてももう1台で通信を継続できるため、急なバッテリー切れにも対応可能です。
出張先や外でのテレワーク中に安定したネット環境を維持したい場合には、2台持ちは安心の対策といえます。長時間のオンライン会議や動画視聴を行う際にも、電池残量を気にせず利用できるのが魅力です。
仕事用とプライベート用で使い分けができる
WiMAXを2台契約しておくと、仕事用とプライベート用を分けて利用することが可能です。たとえば、1台を業務用PCに接続し、もう1台を家族のデバイスやプライベート端末に使うことで、セキュリティ面でも安心です。
仕事で大量のデータを扱う場合でも、プライベート用の通信に影響を与えずに安定した接続を維持できます。業務と私生活の両立を目指す方に、特におすすめの使い方です。
片方が故障してももう1台で使える
WiMAXを2台持っていれば、1台が故障したり通信障害が発生したりした場合でも、もう1台で代替利用が可能です。突然のトラブルでインターネットが使えなくなるリスクを減らせるのは、大きなメリットです。
テレワークやオンライン授業など、安定した通信が求められる環境では心強い存在になります。1台を常にバックアップとして確保しておくことで、安心してネットを利用できます。
Wi-Fiトラブルを回避できる
通信環境が不安定なときや、周囲の電波干渉が多いときにも、2台持ちなら別のルーターに接続して安定した通信を確保できます。
2台のルーターを別々の用途で活用すれば、電波の混雑を避けながら効率的に通信を分散させることも可能です。
また、2台使いすることで、通信制限のリスクを分散できる点もメリットです。このように、もう1台を活用することで通信速度の低下や接続トラブルの影響を最小限に抑え、安定した通信環境を確保できます。
最新のルーターを利用できる
2台目を契約することで、最新のルーターを利用することが可能です。
最新機種は通信速度や安定性が大幅に向上しており、より快適にインターネットを利用できます。
また、新しい端末を導入することで今後の通信技術の進化にも柔軟に対応することが可能です。2台目の契約で最新ルーターを取り入れておけば、将来的にも長く安心して利用できます。
以下の記事では、WiMAXを最新機種に変更するメリットや比較ポイントを解説しているので、併せてご覧ください。
【2025年版】最新機種を含むWiMAXのルーターを徹底比較!検討する際の比較ポイントや注意点も解説
ruumモバイルは、シンプルでわかりやすい料金プランと月間データ容量を気にせず使える柔軟な通信環境が魅力です。選べる端末には5G対応端末も用意されており、外出先でも自宅でも安定した高速通信を実現できます。WiMAXの契約を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
WiMAXを2台持ちにするデメリット
2台目のWiMAXを契約して保有することには、以下のデメリットもあるため慎重に検討する必要があります。
・2台分の料金を支払う必要がある
・2台目契約特典を利用できないこともある
・導入時の手続きが大変
・電波干渉を起こす可能性がある
・設定作業に手間がかかる
・利用状況によっては2台目が不要になることもある
1つずつ見ていきましょう。
2台分の料金を支払う必要がある
WiMAXを2台契約すると、毎月の料金が増えるのがデメリットです。プロバイダによっては割引キャンペーンがあるものの、基本的には1台ごとに月額料金が発生します。そのため、2台目の導入で月々の通信費は2倍近くに増えます。
途中で解約が必要になった場合にも、それぞれの契約に対して解約金が発生する可能性があるため注意が必要です。費用面のリスクを避けるためには、契約前にプラン内容をしっかり確認し、特典の適用条件や解約ルールを理解したうえで申し込むことが重要です。
2台目契約特典を利用できないこともある
WiMAXの2台目を契約する場合、1台目と同様の割引やキャンペーンが適用されないケースもあります。また、基本的に割引は1契約につき1回のみで、複数台契約の割引に対応しているプロバイダは限られています。
オプションが有料となっている場合も多く、オプションを付けることで2台目契約特典による恩恵が薄れるケースも少なくありません。2台目を契約する際は、料金だけでなくキャンペーン内容も比較検討することが重要です。
導入時の手続きが大変
WiMAXを2台契約する場合は、再度契約手続きを行う必要があります。
1台目と同じプロバイダを利用する場合でも、契約情報の入力や本人確認書類の提出など、初回契約と同様の手続きを再度行わなければなりません。
また、契約内容や端末の種類が異なる場合は、プラン選びやオプションの確認など、比較検討に時間がかかる可能性もあります。さらに、解約時の管理も2台分行う必要があるため、手続きの煩雑さがデメリットといえるでしょう。
電波干渉を起こす可能性がある
WiMAXのWi-Fiルーター同士を近づけて使用すると、互いのWi-Fiが電波干渉するリスクがあります。Wi-Fiで使用されている電波帯は、2.4GHzや5.0GHzが主流です。2.4GHz帯は電子レンジなどの家電でも使用されており、電波干渉しやすいことで知られています。
2台のWi-Fiルーターをお互い同じ電波帯で使用し、近くで接続した場合、必然的に電波干渉が発生します。電波干渉が起こるとつながりにくくなり、本来の性能を発揮できなくなるため注意が必要です。
設定作業に手間がかかる
WiMAXのルーターは比較的簡単に設定できますが、2台同時に利用する場合は接続設定やSSIDの管理に注意が必要です。特に、ホームルーターとモバイルルーターを併用する際には、それぞれのWi-Fi設定やセキュリティ設定を正しく行う必要があります。
また、複数の機器を同時に使うときは、どのルーターにどの端末をつなぐかを決めておかないと、通信が不安定になる可能性があります。接続先を切り替えるたびに設定を変更する必要があるケースもあり、不慣れな方にとっては負担が大きくなるでしょう。
利用状況によっては2台目が不要になることもある
実際に2台目を導入したものの、想定していたほど利用機会がなかったというケースも少なくありません。外出先での利用が少ない場合や、スマホのテザリング機能で十分な場合には、2台目のWiMAXが不要になることもあります。
使用頻度が低いまま契約を続けると、通信費だけが増えてしまい、コストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。契約前に利用シーンを具体的にイメージし、本当に必要かどうかを慎重に判断することが大切です。
以下の記事では、WiMAXを使うメリット・デメリットをまとめているので併せてご覧ください。
WiMAXメリット・デメリットを徹底解説!WiMAXの上手な選び方や向いている人・向いていない人の特徴も紹介
2台目のWiMAXをお得に契約する方法
2台目のWiMAXをお得に契約したい場合は、以下の方法を検討しましょう。
・1台目とは違うプロバイダで通常の契約をする
・契約特典を利用できるプロバイダで2台目を契約する
・キャンペーンを実施しているプロバイダで契約をする
それぞれ解説します。
1台目とは違うプロバイダで通常の契約をする
2台目のWiMAXを契約する際は、1台目とは異なるプロバイダを選ぶのがおすすめです。各プロバイダによって料金プランや割引内容が異なるため、別の事業者を選ぶことで結果的にコストを抑えられるケースは少なくありません。
WiMAXに限らず、各プロバイダでは新規契約者を確保するためにさまざまなキャンペーンを実施しています。そのため、新規プロバイダで新たに契約した方がお得になる傾向にあります。
各種手続きが煩雑になるデメリットはありますが、料金面でのメリットを考えると十分に検討する価値があるでしょう。
契約特典を利用できるプロバイダで2台目を契約する
WiMAXのプロバイダの中には、新規契約者向けの特典や割引が充実している事業者があります。特に、端末代無料・キャッシュバック・月額割引などの特典を活用すれば、初期費用やランニングコストを抑えることが可能です。
ただし、同じプロバイダで2台目を契約しても特典が適用されないケースが多い点には注意が必要です。また、プロバイダによって特典内容や条件は異なるため、契約前に最新のキャンペーン情報を比較し、お得なプランを選びましょう。
キャンペーンを実施しているプロバイダで契約をする
WiMAXでは、期間限定のキャンペーンを実施しているプロバイダも多く存在します。
月額料金の割引やキャッシュバック、端末代0円など、タイミングによっては非常にお得な条件で契約できます。
キャンペーンは時期や申込経路によって内容が変わるため、複数のプロバイダを比較し、最も条件の良いタイミングで契約することが重要です。こうしたキャンペーンを上手に利用すれば、2台目のWiMAXを通常よりも大幅に安く導入できるでしょう。
ruumモバイルは、シンプルでわかりやすい料金プランと月間データ容量を気にせず使える柔軟な通信環境が魅力です。選べる端末には5G対応端末も用意されており、外出先でも自宅でも安定した高速通信を実現できます。WiMAXの契約を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
2台持ちするなら他社のモバイルルーターを契約するのもあり?
WiMAXの2台持ちには、WiMAX以外のモバイルルーターを契約する方法もあります。ここでは、他社のモバイルルーターを選んで契約することが有効な選択肢となるのかを解説します。
WiMAXには必ず契約期間の縛りがある?
Wi-Fiルーターは、契約時に契約期間の縛りが設けられていることが一般的です。契約期間が長ければ長いほど、月額料金が低く設定される一方で、途中解約時には高い違約金の負担が必要です。WiMAXでも、契約期間の縛りがあるプロバイダが多く見られます。
なかには、契約期間の縛りがないプランが同時に提供されているケースもあります。縛りなしプランは、月額料金が若干高めに設定されていますが、解約する場合に費用がかからないのがメリットです。
利用予定期間やライフスタイルを踏まえ、どのプランが総額で得かを慎重に判断することが大切です。
WiMAXの対応エリアは狭い?
WiMAXの多くのプロバイダでは、大手キャリアのプラチナバンド回線を利用することが可能です。クラウドSIMと呼ばれるサービスの利用で、ドコモやau、ソフトバンク回線からその時々で最適な回線を選択して接続できます。
WiMAX+5Gは、人口カバー率としては99.9%とほぼすべてのエリアで使えるのが特徴です。しかし、地下鉄や山間部といった障害物が多くあるエリアでは、つながりにくくなる可能性があります。
auのプラチナバンド回線を利用できるプラスエリアモードを利用すれば、他社回線と比べても遜色ない広いエリアをカバーできます。
WiMAXを2台持ちする際の注意点
WiMAXを2台持ちすることは便利ですが、契約や利用にあたっては気をつけたいポイントもあります。
・2台分の料金を支払う必要がある
・2台目契約特典を利用できないこともある
・導入時の手続きが大変
・電波干渉を起こす可能性がある
・設定作業に手間がかかる
・利用状況によっては2台目が不要になることもある
詳しく解説します。
家族での利用がお得な「ファミ得パック」は提供が終了している
WiMAXを2台契約すると特典を得られることがありますが、家族での利用がお得となるファミ得パックの提供は終了しています
。ファミ得パックとは、WiMAXの2回線目の月額利用料が3割程度割引となるお得なプランです。
このファミ得パックはUQ WiMAXが提供していたサービスですが、旧WiMAX回線が2020年3月に終了したことに伴い、プランの提供も終了しました。旧規格であるWiMAXは、現行のWiMAX 2+やWiMAX+5Gと比べると通信性能が劣るため、現在は新しい規格への切り替えが推奨されています。
過去のファミ得パックを検討していた場合は、最新の割引キャンペーンを確認するとよいでしょう。
過去に同じキャンペーンを利用していないか確認しておく
WiMAXのキャンペーンの中には、初回契約者限定などの条件が設けられているものもあります。過去に同じプロバイダでキャンペーンを利用したことがある場合、2台目の契約では特典が適用されないケースがあるため注意が必要です。
キャッシュバックや端末代無料などの高額特典は、新規契約者が対象であることが多いです。申し込み前には、公式サイトや利用規約を確認し、適用条件をしっかり把握しておくことが重要です。
2台目を家族名義で追加契約する際は別途クレジットカードが必要
2台目のWiMAXを、自分名義ではなく家族名義で契約したいというケースもあるでしょう。WiMAXでは、2台目を家族名義で追加契約すること自体に問題はありません。
ただし、家族名義で契約する場合は、1台目で使用しているクレジットカードとは別のカードを準備する必要があります。これは、WiMAXの契約者名義と支払いに使用するクレジットカードの名義が一致していなければならないというルールがあるためです。
クレジットカードを保有していない家族名義で契約を進めたい場合は、新しくカードを発行するか、契約者を本人名義に変更して申し込む方法を検討しましょう。
auスマートバリュー割引が適用されるのは1回線1台まで
WiMAXはau系のサービスとの親和性が高く、各種割引特典を受けられます。代表的なのが、auスマートバリュー割引です。
auスマートバリューとは、auのスマートフォンなどの利用料金が割引となるお得なサービスです。WiMAXの場合、auスマートバリューmineが適用可能で、月額料金が最大1,100円(税込)割引されます。
ただし、auスマートバリューmineは、スマートフォン1回線に対して1台までしか適用できません。
WiMAXを2台契約していても、スマートフォンが1回線のみの場合は1台分の割引しか受けられないため注意が必要です。
WiMAXとの2台持ちにおすすめの組み合わせ
WiMAXの2台持ちを検討する際は、他の回線との併用も視野に入れてみましょう。ここからは、WiMAXとの2台持ちがおすすめの組み合わせを紹介します。
WiMAXと格安モバイルルーターの組み合わせ
WiMAXと格安モバイルルーターの組み合わせは、スマートフォンのデータ容量をあまり使わない方に適しています。IP電話を使用する機会が多い場合には、スマートフォンでは音声通話を行わず、格安モバイルルーターを通じてデータ通信のみを利用する方法があります。
格安モバイルルーターでは、利用データ量が少ない方向けの低容量プランを幅広く提供しているのも特徴です。そのため、WiMAXをメイン回線として使い、トラブル時のバックアップ用として格安モバイルルーターを持っておくのもおすすめです。
WiMAXとホームルーターの組み合わせ
WiMAXとホームルーターの組み合わせは、自宅でも外出先でも高速通信を確保したい方に最適な方法です。WiMAXのモバイルルーターは、フル充電で約5〜10時間連続通信が可能な機種が多く、長時間の外出でも安定したネット環境を維持できます。
一方、ホームルーターは有線接続に対応しているため、オンラインゲームや動画配信など遅延を避けたい用途にも向いています。WiMAXとホームルーターを併用することで、通信を補完し安定したネット環境を構築できるでしょう。
WiMAXと固定回線(光回線)の組み合わせ
WiMAXと光回線などの固定回線を併用する方法は、オンラインゲームや動画編集、大容量ファイルの送受信を頻繁に行う方におすすめです。
光回線は基本的にデータ利用制限が設けられていないため、過度な使い方をしない限り、常時接続で安定した高速通信を利用できます。
WiMAXのモバイルルーターを使用すれば、外出時も高速通信を維持できます。そのため、自宅でも外出先でも多くのデータ容量を使用することが多い場合には、WiMAXと光回線の組み合わせが最適といえるでしょう。
WiMAXと格安SIMスマホの組み合わせ
格安SIMスマホはデータ容量が少ないプランが多いため、動画視聴やアプリの利用を続けるとすぐに上限に達することがあります。
WiMAXをメイン回線としてデータ通信を行うことで、より安価な低容量プランを選びつつ快適にインターネットを利用することが可能です。
また、携帯電話番号やSMSを利用したい場合にも、WiMAXと格安SIMスマホの併用は有力な選択肢です。ただし、外出先でデータ通信をほとんど行わない場合は、格安SIMのみで十分なケースもあります。そのため、自分の利用スタイルに合わせて検討することが大切です。
ruumモバイルは、シンプルでわかりやすい料金プランと月間データ容量を気にせず使える柔軟な通信環境が魅力です。選べる端末には5G対応端末も用意されており、外出先でも自宅でも安定した高速通信を実現できます。WiMAXの契約を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
WiMAXを2台持ちする前に確認しておきたい回線の種類
WiMAXの回線にはいくつかの種類があります。
・WiMAX回線
・WiMAX 2+回線
・WiMAX+5G回線
それぞれ解説します。
WiMAX回線
WiMAX回線は、2009年に商用サービスとして提供が開始された初期のWiMAX通信方式です。2.5GHzのWiMAX専用の周波数帯を使用していることが、WiMAX回線の最大の特徴です。
スマートフォンや一般的なモバイルルーターでは、700MHz〜900MHz帯を使用しています。一方、WiMAXではより高い2.5GHz帯の周波数を活用することで、高速通信を実現していました。
建物内部まで電波を届けにくい特性があるものの、電波が安定した箇所で使用すれば下り最大40Mbpsの速度で利用可能でした。WiMAX回線は、WiMAX 2+回線の登場に伴い2020年3月31日をもってサービスの提供が終了しています。
WiMAX 2+回線
WiMAX 2+回線は、2013年10月31日からサービス提供が開始された第2世代のWiMAX通信規格です。使用している周波数帯は従来のWiMAX回線と同じ2.5GHz帯で、広帯域による高速通信を実現しています。
WiMAX 2+の登場により、旧WiMAX回線の下り最大速度は13.3Mbpsに制限されました。また、下り最大110Mbpsでの通信が可能になり、その後の技術強化によって最大440Mbpsまで拡張されました。
2022年秋以降の仕様変更により、現在は下り最大220Mbpsに引き下げられています。それでも、日常的なテレワークや動画視聴、オンライン会議などに十分対応できる通信速度を備えています。
WiMAX+5G回線
WiMAX+5G回線は、2025年時点で最新の通信規格です。
サービス提供は2021年4月8日に開始され、auの5Gおよび4G LTEに対応しているのが特徴です。また、WiMAX+5Gの登場に伴い、WiMAX 2+の一部周波数帯が5Gサービスへ段階的に移行しています。
以下で、変更された点について詳しく解説します。
直近3日間で15GBまでの通信制限が撤廃
WiMAX 2+回線の弱点として挙げられていたのが、実質的な通信制限です。以前は3日間で15GBを超える通信を行うと、一定期間通信速度が制限される仕組みが導入されていました。
特に自宅で利用すると、動画視聴やオンライン会議などですぐに上限に達しやすく、使い勝手が悪いと感じるケースは少なくありませんでした。しかし、現在ではこの通信制限が撤廃され、より自由にデータ通信を利用できる環境が整っています。
実際には、極端に過負荷がかかる通信を行った場合に限り、一時的な速度制限がかかることがあります。日常的な利用であれば、実質的に無制限に近い速度で利用できる点が魅力です。
通信速度が固定回線(光回線)並み
WiMAX+5G回線は、auの5Gネットワークに対応しているため、下り最大4.2Gbpsの超高速通信が可能です。特に、auの5G回線エリア内では、光回線に匹敵するレベルの高速かつ安定した通信を利用できます。
| 下り | 最大2.7Gbps |
|---|---|
| 下り(実測) | 85Mbps以上 |
| 上り | 最大183Mbps |
インターネットを利用して行う主な作業ごとの、必要な通信速度の目安は以下のとおりです。
| 用途 | 速度 |
|---|---|
| メールやLINEなどのメッセージの送受信 | 上り・下りともに1Mbps |
| Webサイトの閲覧 | 下り1Mbps〜10Mbps |
| 動画の視聴 | 下り3Mbps〜25Mbps |
| Zoomなどのオンライン会議 | 上り・下りともに10Mbps〜15Mbps |
| オンラインゲーム | 下り30Mbps〜100Mbps |
光回線の通信速度は1Gbpsが主流ですが、最近では10Gbps対応のプランを提供するエリアも増えています。ただし、10Gbpsプランは月額料金が高めに設定されているのがデメリットです。
その点、WiMAX+5G回線は費用対効果に優れており、コストを抑えながら高速通信を利用できる魅力的な選択肢といえるでしょう。
対応エリアが拡大・屋内でのつながりやすさが改善
WiMAX+5Gでは、WiMAX 2+のメイン回線である「Band41」に加え、auの5G回線(n78)とauの4G LTE回線(Band1・Band3)も利用可能となりました。
特に、auの5G回線は超高速通信を実現できる次世代ネットワークとして注目を集めています。現時点では利用できるエリアが限定的ですが、今後は全国的に拡大が進む見込みです。
一方、auの4G LTE回線は通信エリアが非常に広く、人口カバー率99%以上を誇ります。これらの回線が使えることで、より広範囲かつ安定した高速通信を実現できるのが魅力です。
au・UQモバイルとのセット割引が使えるように
WiMAX+5Gでは、UQモバイルの「自宅セット割 インターネットコース」や、auスマートバリューによる割引対象サービスが適用されます。これにより、auユーザーやUQモバイルユーザーは、月々の携帯電話料金を抑えることが可能です。
また、WiMAX+5Gのプラスエリアモードを利用する場合には、以下のような特典が付与されます。
・プラスエリアモードの料金が無料となる
・プラスエリアモードのデータ容量上限が30GBに増量
WiMAX+5Gはスマートフォンとのセット割を活用できるため、通信コストを抑えたい方にとって非常に魅力的な選択肢といえます。
WiMAXを2台持ちするならruumモバイルがおすすめ
引用元:ruumモバイル公式サイト
WiMAXを2台持ちするなら、ruumモバイルのWiMAX+5Gプランがおすすめです。高速通信と広いエリアカバーを両立しており、自宅でも外出先でも安定したインターネット環境を維持できます。
ここからは、ruumモバイルWiMAX+5Gの特徴や利用の流れを詳しく解説します。
ruumモバイル「WiMAX+5Gプラン」
WiMAX+5Gプランは、データ容量無制限で速度制限を気にせずインターネットを利用できる点が大きな特徴です。
容量を気にせず長時間の接続ができるため、テレワークにも非常に便利です。
また、従来のWiMAX 2+回線だけでなく、最新の5G回線にも対応しており、ビジネスに欠かせない作業を安定した通信環境で行えます。利用シーンに合わせて端末を選べる柔軟さも、特徴の1つです。
【WiMAX+5Gプラン】
| 端末の種類 | モバイルルーター、ホームルーター |
|---|---|
| データ通信量 | 無制限 |
| 端末代金 | 770円/月(税込) ※36ヶ月目まで |
| 月額料金 | 4,378円/月(税込) |
| 契約期間 | 24ヶ月 |
| 最大通信速度 | 下り:3.5Gbps 上り:286Mbps |
| キャンペーン情報 | ・初月月額利用料無料キャンペーン ・端末相当額0円キャンペーン ・ruumアプリからのお申し込み特典 ・大東建託入居者様特典 |
ruumモバイルの端末情報
ruumモバイルのWiMAX+5Gプランでは、ライフスタイルに応じて選べる複数の通信端末が提供されています。各端末の詳細を、以下にまとめました。
【HYBRID Wi-Fi 5G NC03】
| 端末の種類 | モバイルルーター |
|---|---|
| 通信速度 | 下り:最大3.5Gbps 上り:最大286Mbps |
| 対応ネットワーク | ・5G ・4G LTE ・WiMAX 2+ |
| バッテリー容量 | 5,000mAh |
| Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be(2.4GHz/5GHz/6GHz) |
| サイズ | 約W140×H72×D17.8mm |
| 同時接続台数 | 65台 |
| 連続通信時間 | 約660分 |
【Speed Wi-Fi HOME 5G L13】
| 端末の種類 | ホームルーター |
|---|---|
| 通信速度 | 下り最大:4.2Gbps 上り最大:286Mbps |
| 対応ネットワーク | ・5G ・4G LTE ・WiMAX 2+ |
| Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz) |
| サイズ | 約W100×H207×D100mm |
| 同時接続台数 | 32台 |
ruumモバイルのお得な割引キャンペーン
ruumモバイルのWiMAX+5Gプランでは、プランに応じて利用できるお得な割引キャンペーンを実施しています。
キャンペーンを上手に活用すれば、コストを抑えながら快適なテレワーク環境を整えることが可能です。プランごとの詳しいキャンペーン内容は、以下のとおりです。
| キャンペーン名 | 適用条件 | キャンペーン内容 |
|---|---|---|
| 初月月額利用料無料キャンペーン | 「ruum」アプリのアカウント登録をし、アプリからサービスに申し込む | サービス提供開始月(端末が手元に到着した月)の月額利用料が無料になる |
| 端末相当額0円キャンペーン | 専用Wi-Fi端末を分割で購入する | 36ヶ月間、月額利用料が770円(税込)割引される(端末費用実質0円) |
| ruumアプリからのお申し込み特典 | ruumアプリから申し込む | 利用から1ヶ月経過後に、ruumアプリ内での買い物で利用できるruumポイントを3,300P付与 |
| 大東建託入居者様特典 | 「ruum」アプリで部屋登録が完了している | 利用から6ヶ月経過後にAmazonギフトカード5,000円分をもらえる |
ruumモバイルの安心オプション
ruumモバイルでは、万一のトラブルに備えて「安心サポートプラン」を用意しています。
プランに加入しておけば、端末が故障した際に無償または一部有償で修理や交換を受けることが可能です。
月額660円(税込)で手軽に加入でき、万が一のトラブルにも対応できるため、安心してWiMAXを利用し続けられます。詳しいサポート内容は以下のとおりです。
・自然故障:0円
・サポート対象範囲内の故障・破損など:0円
・水漏れ(過失含む):0円
・盗難及び紛失:有償
・バッテリー劣化:有償
ただし、故意による故障と改造による損害、劣化、色落ちなどは補償の対象外となるため注意が必要です。
ruumモバイルの利用の流れ・契約期間
ruumモバイルの利用の流れは、以下のとおりです。
1.アプリまたはWEBから申し込む
2.発送
3.利用開始
ruumモバイルでは、最低契約期間を24ヶ月に設定しています。契約期間中に解約すると1,100円(税込)の解約金が発生しますが、2年契約を前提とすることで月額料金を抑えることが可能です。
また、端末が自宅に到着してから8日以内であれば「初期契約解除制度」も利用できます。この期間中は解約金がかからないため、実際に使用してみてから継続を判断することもできます。
WiMAXの2台持ちに関するよくある質問
ここでは、WiMAXの2台持ちに関するよくある質問をまとめています。 WiMAXをより有効活用するためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
WiMAXを2台持ちする際の便利な使い方はありますか?
WiMAXを2台持ちする場合の便利な使い方として、自宅用と外出用に分けて利用する方法がおすすめです。自宅だけでなく、外出先でもインターネットを利用する機会が多い場合、2台持ちすればあらゆるシーンで通信手段を確保できます。
また、家族と一緒に生活している場合、誰かがモバイルルーターを持ち出すとWi-Fiを利用できなくなってしまいます。2台持ちにしておけば、通信手段を複数確保できるため非常に便利です。
WiMAXの場合、モバイルルーターだけでなくホームルーターもあり、自宅でコンセントに接続すればすぐにWi-Fi環境を整えられるメリットもあります。
2台目のWiMAXを家族で共有することはできますか?
2台目のWiMAXを契約すれば、家族で共有して利用可能です。
2台目のWiMAXは1台目とはデータ容量や通信制限が別扱いとなるため、相互に影響しません。1台目が速度制限の対象になった場合でも、2台目には影響がないため、安定した通信環境を維持できるのが大きなメリットです。
また、Wi-Fiルーターの同時接続台数の範囲内であれば、家族が複数のデバイスを接続しても問題なく利用できます。家族全員で快適にインターネットを楽しみたい場合にも、WiMAXの2台契約は有効な選択肢といえるでしょう。
WiMAXを2台持ちする必要はありますか?
WiMAXは、必ずしも2台持ちする必要はありません。
2台目を契約すると通信費がその分増えるため、費用対効果を考慮して必要かどうかを判断することが大切です。
2台持ちが有効なケースとしては、同時接続台数を増やしたい場合や、自宅用と外出用に分けて利用したい場合が挙げられます。また、自宅の隅々までWi-Fiを行き渡らせたい場合にも、2台目のWiMAXを導入することで通信環境の改善が期待できます。
まとめ
今回は、WiMAXを2台持ちするメリット・デメリットやお得に契約するコツを解説しました。WiMAXは複数台の契約が可能であり、自宅用と外出用を分けて利用する、家族と共有するなどの使い方ができます。
ただし、2台目を契約する場合はその分の通信費が増えるため、利用目的や費用対効果を踏まえて検討することが大切です。また、プロバイダによっては複数台契約で割引やキャッシュバックが受けられるキャンペーンを実施していることもあります。
WiMAXをうまく活用すれば、自宅でも外出先でも安定した通信環境を確保でき、快適なインターネットライフを実現できます。
この記事を参考に、自分の利用スタイルに合ったWiMAXプランを見つけましょう。


