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WiMAXの2台持ちはできる?追加契約のメリットやお得な契約方法も紹介!

2024.04.09

 目次

・WiMAXの2台持ちはできる?

・2台目のWiMAXを契約するメリット
 ・自宅用と外出用で使い分けが可能
 ・プラスエリアモードで利用エリアが拡大する
 ・2台目契約特典で料金が安くなる
 ・スマホ・パソコンなどの接続台数を増やせる
 ・Wi-Fiの電波が届く範囲を広げられる

・2台目のWiMAXを契約するデメリット・注意点
 ・家族での利用がお得な「ファミ得パック」は提供が終了している
 ・auスマートバリュー割引が適用されるのは1回線1台まで
 ・2台目契約特典を利用できないこともある
 ・2台目を家族名義で追加契約する際は別途クレジットカードが必要
 ・電波干渉を起こす可能性もある

・2台目のWiMAXをお得に契約する方法
 ・別々のプロバイダで通常の契約をする
 ・契約特典を利用できるプロバイダで2台目を契約する
・2台持ちするなら他社のモバイルルーターを契約するのもあり?

・WiMAXとの2台持ちがおすすめの組み合わせは?
 ・WiMAXと格安モバイルルーターの組み合わせ
 ・WiMAXとホームルーターの組み合わせ
 ・WiMAXと固定回線(光回線)の組み合わせ
 ・WiMAXと格安SIMスマホの組み合わせ

・WiMAX回線の種類
 ・WiMAX回線とは?
 ・WiMAX2+回線とは?
 ・WiMAX+5G回線とは?
  ・直近3日間で15GBまでの通信制限が撤廃
  ・通信速度が固定回線(光回線)並み
  ・対応エリアが拡大・屋内でのつながりやすさが改善
  ・au・UQモバイルとのセット割引が使えるように

・2台目のWiMAXは「ruumモバイルWiMAX+5G」がおすすめ
 ・「ruumモバイルWiMAX+5G」の特徴
 ・「ruumモバイルWiMAX+5G」の端末
 ・「ruumモバイルWiMAX+5G」のお得な料金プラン
 ・「ruumモバイルWiMAX+5G」のお得なキャンペーン・特典・割引
 ・「ruumモバイルWiMAX+5G」の対応エリア
 ・「ruumモバイルWiMAX+5G」の安心オプション
 ・「ruumモバイルWiMAX+5G」の利用の流れ・契約期間

・WiMAXの2台持ちに関するよくある質問
 ・WiMAXを2台持ちする際の便利な使い方はありますか?
 ・2台目のWiMAXを家族で共有することはできますか?
 ・WiMAXを2台持ちする必要はありますか?

・まとめ

WiMAXの2台持ちはできる?追加契約のメリットやお得な契約方法も紹介! WiMAXは高速通信が可能な通信サービスであり、外出先などで通信手段を確保したい際に便利です。また、WiMAXはホームルータータイプもあるので、自宅における通信手段としても活用できます。

WiMAXの実用性を考えると、ホームルーターとモバイルルーターの2台持ちであらゆるシーンにおいて利用したいものです。では、実際にWiMAXの2台持ちは可能なのでしょうか。

この記事では、WiMAXの2台持ちする場合のメリットや、お得な契約方法などを詳しく解説します。

WiMAXの2台持ちはできる?

WiMAXの2台持ちはできる?

WiMAXでは、1人で2台持ちすることが可能です。正確には、それぞれの契約を別におこなうことで保有できます。

また、通信会社によっては2台目の契約時に割引されるプランが用意されている場合もあります。それぞれが別の契約になる関係上、使用している通信量を分割することはできません。

また、auスマートバリュー割引が適用できないなどの問題点もあります。それでも、WiMAXを2台持ちすることで多くのメリットがあるのも事実であり、2台持ちを検討する余地は十分にあります。

ただし、1台のモバイルルーターにオプションのクレードルを付けるのも1つの手です。クレードルとは英語で「ゆりかご」を意味しており、モバイルルーターの拡張機器です。LANケーブルを挿し込むためのLANポートが備わっており、有線接続ができるようになります。

これにより、充電スタンドとして使えたり、通信が安定したりなどのメリットを得られます。また、クレードルはシンプルな見た目のものが多く、邪魔になりにくいのも魅力です。

2台目のWiMAXを契約するメリット

2台目のWiMAXを契約するメリット

WiMAXをすでに保有している方が2台目のWiMAXを契約すると、以下のメリットがあります。

・自宅用と外出用で使い分けが可能
・プラスエリアモードで利用エリアが拡大する
・2台目契約特典で料金が安くなる
・スマホ・パソコンなどの接続台数を増やせる
・Wi-Fiの電波が届く範囲を広げられる


各メリットについて、詳しく解説します。

自宅用と外出用で使い分けが可能

WiMAXの場合、ホームルーターとモバイルルーターの2種類から選択可能です。ホームルーターとは主に自宅に備え付けて使用することを想定して、コンセントに接続するだけですぐにWiMAXのサービスを利用可能です。

モバイルルーターとは、外出先で使用することを想定されたデバイスで、フル充電で10時間程度使用できます。WiMAXを2台持ちすれば、自宅用としてホームルーターを、外出用としてモバイルルーターを使用するなどの使い分けが可能です。

1台しかなくモバイルルーターを自宅用としても使用する場合、家族が外出先で使用するために持ち出すと、自宅での通信手段が確保できません。また、ホームルーターと比較してWi-Fiのエリアが狭いため住居内をカバーできない場合もあります。

一方で、ホームルーターは外出先では利用できないことを考えると、2台持ちとして自宅用と外出用で使い分けるのは合理的な方法といえます。

プラスエリアモードで利用エリアが拡大する

WiMAXにはプラスエリアモードという有料オプション(税込 1,100円/月)があり、プラスエリアモードを利用すればより幅広いエリアで使用できます。プラスエリアモードの通信エリアはau回線のプラチナバンドとなり、障害物に強く屋内や建物の陰などの圏外もカバーできる特徴があります。

また、外出先で利用するモバイルルーターにプラスエリアモードを付ければ、より幅広いエリアをカバーできる点が魅力的です。

ただし、プラスエリアモードの通信量は月間30GBまでとなっており、30GBを超えると通信速度が送受信最大で128kbpsに制限されるので注意しましょう。

2台目契約特典で料金が安くなる

2台目契約特典で料金が安くなる

WiMAXは多くのプロバイダがサービスを提供していますが、中には2台目キャンペーンの形で複数台の契約で割引を受けられる場合があります。たとえば、2台目のWiMAXを契約する際にキャッシュバックを受けられるなどの特典が付いています。

2台目契約特典を受けるためには条件があるため、必ずしもすべての方が特典の恩恵を受けられるわけではありません。また、プロバイダによって特典の内容が異なるため最適なプロバイダを選定して契約する必要があります。

スマホ・パソコンなどの接続台数を増やせる

WiMAXのWi-Fiルーターは、それぞれに同時接続台数に制限があります。ホームルーターの場合は最大20台まで接続できる機種があります。

ただし、最近ではさまざまな家電などでWi-Fiを利用する機会が増えており、20台では足りない場合もあるのです。光回線の場合、基本的には同時接続台数の制限はなく利用できる一方で、WiMAXの場合はデバイスの性能により接続台数に制限がかかってしまいます。

そこで、複数台契約し、それぞれのWi-Fiルーターに振り分けて接続すれば、より多くの台数をWi-Fi接続可能となります。

Wi-Fiの電波が届く範囲を広げられる

WiMAXのWi-Fiルーターを使用すれば、光回線のように別途ルーターを準備しなくてもWi-Fiを利用できます。WiMAXの電波は、Wi-Fiルーターより10メートルから30メートル程度飛ばすことが可能です。

ただし、屋内では障害物などがあると狭い範囲しかカバーできない場合があるのです。住居の構造や壁の素材などによっても電波を飛ばせる範囲が異なり、場合によっては住居内をすべてカバーできないケースもあります。

そこで、2台持ちすることで住居内をくまなくカバーできるメリットがあります。

2台目のWiMAXを契約するデメリット・注意点

2台目のWiMAXを契約するデメリット・注意点

2台目のWiMAXを契約して保有することにより、必ずしもメリットばかりではありません。以下のデメリットや注意点があるため、慎重に検討する必要があります。

・家族での利用がお得な「ファミ得パック」は提供が終了している
・auスマートバリュー割引が適用されるのは1回線1台まで
・2台目契約特典を利用できないこともある
・2台目を家族名義で追加契約する際は別途クレジットカードが必要
・電波干渉を起こす可能性もある


各デメリットや注意点について、詳しく解説します。

家族での利用がお得な「ファミ得パック」は提供が終了している

WiMAXを2台持ちすることで2台目契約特典を得られる一方で、家族での利用がお得となるファミ得パックの提供が終了しています。ファミ得パックとは、WiMAXの2回線目の月額利用料が約3割程度割引となるお得なプランです。

ファミ得パックはUQ WiMAXで提供されていたプランですが、ファミ得パックのようなお得なプランがなくなったのはデメリットといえます。

auスマートバリュー割引が適用されるのは1回線1台まで

WiMAXはau系のサービスとの相性がよく、各種割引などの特典があります。特に恩恵を受けられる特典として、auスマートバリュー割引が有名です。

auスマートバリューとは、auのスマートフォンなどの利用料金が割引となるお得なサービスです。WiMAXの場合、auスマートバリューmineが適用可能で月額料金を毎月最大1,027円(税込)も割引してもらえます。

ただし、注意したいのはauスマートバリューmineはスマートフォン1回線に対して1台までしか適用できません。よって、WiMAXを2台保有していてもスマートフォンが1回線しかなければ1台分の割引しか適用できないのです。

2台目契約特典を利用できないこともある

2台目契約特典を利用できないこともある

WiMAXの2台目契約特典は、誰でも確実に適用できるものではありません。2台目契約特典を適用する条件が設定されており、条件を満たさない限りは適用できないのです。

たとえば、2台目を契約する際には指定のオプションを付けることが条件となっている場合があります。オプションは有料となっている場合が多く、オプションを付けると結果として2台目契約特典による恩恵が薄れる可能性があるのです。

オプションを付けてすぐに解約できる場合もありますが、解約し忘れて結果として高い料金を支払い続けなければならないケースもあるでしょう。以上より、2台目契約特典は必ずしも適用できない場合があり、適用できてもお得感が薄れる場合がある点には注意してください。

2台目を家族名義で追加契約する際は別途クレジットカードが必要

2台目のWiMAXを自分名義ではなく、家族名義で追加契約したい場合もあるでしょう。WiMAXでは、2台目を家族名義で追加契約することは特に問題とはなりません。

ただし、家族名義で追加契約する際には1台目の支払いで利用しているクレジットカード以外に、別途クレジットカードを準備しなければなりません。

これは、WiMAXの契約人名義とクレジットカードの名義が一致している必要があるためです。もしクレジットカードを保有していない家族名義でWiMAXを契約する際には、別途クレジットカードを準備しなければなりません。

電波干渉を起こす可能性もある

WiMAXを2台持ちして、Wi-Fiルーター同士を近づけて使用すると、お互いのWi-Fiが電波干渉するリスクがあります。電波干渉とは、電波同士がぶつかり合うことで、互いに影響を与えてしまう現象のことです。

Wi-Fiで使用されている電波帯は、2.4GHzや5.0GHzが主流です。2.4GHz帯は電子レンジなどの家電などでも使用されており、電波干渉しやすいことで知られています。

2台のWi-Fiルーターがお互い同じ電波帯を使用して近づけて使用すれば、必然的に電波干渉が発生します。電波干渉が起こると、WiMAXに繋がりにくくなり本来の性能を発揮できなくなるので注意が必要です。

2台目のWiMAXをお得に契約する方法

2台目のWiMAXをお得に契約する方法

2台目のWiMAXを契約する場合、少しでもお得に契約したいものです。そこで、2台目のWiMAXをお得に契約するためには以下の方法を検討しましょう。

・別々のプロバイダで通常の契約をする
・契約特典を利用できるプロバイダで2台目を契約する


各方法についての詳細は、以下のとおりです。

別々のプロバイダで通常の契約をする

2台目のWiMAXを契約する場合、1台目とは別のプロバイダで通常契約するとお得になる場合が多いです。それは、1台目と違うWiMAXプロバイダを選択すれば、新規契約者が対象となるキャッシュバックキャンペーンなどを適用できるためです。

WiMAXに限らず、プロバイダは新規契約者を確保するために手厚いキャンペーンを実施しています。そこで、新規プロバイダで新たに契約した方がお得になる場合があるのです。

新しいプロバイダと契約するにあたり、各種手続きが煩雑になるデメリットがありますが、お得な料金で利用できることを考えれば対応する価値があるといえます。

契約特典を利用できるプロバイダで2台目を契約する

WiMAXのプロバイダによっては、2台目以降の契約時に特典を付与している場合があります。ファミ得パックは提供終了していますが、ほかにもキャッシュバックなどの特典を得られるプロバイダが存在するのです。

たとえば、GMOとくとくBBではキャッシュバックキャンペーンを実施しており、契約した時点でキャッシュバックを受けられます。また、Broad WiMAXでも「もう1台初期費用割引キャンペーン」と称して、お得な料金で2台目を契約することが可能です。

ただし、キャッシュバックの条件や2台目の利用時に容量の制限があるなどの制約がある場合があるので、よく確認してください。

2台持ちするなら他社のモバイルルーターを契約するのもあり?

2台持ちするなら他社のモバイルルーターを契約するのもあり?

WiMAXの2台持ちを検討するうえで、WiMAXではなく他社のモバイルルーターを契約する方法もあります。では、他社のモバイルルーターを選定して契約するのは有効なのでしょうか。

WiMAXには必ず契約期間の縛りがある?

モバイルルーターの場合、契約期間の縛りが設定されている場合が多いです。契約期間が長ければ長いほど、月額料金が低く設定される一方で、途中解約時には高い違約金の負担が必要です。

WiMAXの場合でも、契約期間の縛りがあるプロバイダが多く見られます。一方で、契約期間の縛りがないプランが同時に提供されているケースもあるのです。

縛りなしプランの場合、月額料金が若干高めに設定されている一方で、解約する場合に費用がかかりません。利用する期間を鑑み、どのプランで契約して利用するのかを慎重に判断しましょう。

WiMAXの対応エリアは狭い?

モバイルルーターの場合、大半のプロバイダで大手キャリアのプラチナバンド回線を利用可能です。また、クラウドSIMと呼ばれるサービスを利用すれば、ドコモやau、ソフトバンクの回線からその時々で最適な回線を選択して接続可能です。

以上より、モバイルルーターはより広範囲で接続できるメリットがあります。一方で、WiMAXは地下鉄や山間部といった障害物が多くあるエリアで、モバイルルーターよりも繋がりにくいデメリットがあります。

WiMAXの場合、人口カバー率としては99.9%とほぼすべてをカバーしているものの、実際の範囲としてはモバイルルーターよりも若干劣るのは事実です。ただし、auのプラチナバンド回線を利用できる有料オプションのプラスエリアモードを利用すれば、モバイルルーターと遜色ない範囲をカバーできます。

WiMAXとの2台持ちがおすすめの組み合わせは?

WiMAXとの2台持ちがおすすめの組み合わせは?

WiMAXの2台持ちを検討する際に、WiMAX以外にどのような選択肢があるのかを把握しておくことも重要です。ここでは、WiMAXとの2台持ちがおすすめできる組み合わせを紹介します。

どのような人に向いているのかも合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

WiMAXと格安モバイルルーターの組み合わせ

WiMAXと格安モバイルルーターの組み合わせは、スマートフォンのデータ容量をほぼ使わないようにしている人に向いています。また、IP電話を使用する機会が多い方の場合、スマートフォンで音声通話は利用せず格安モバイルルーターでデータ通信のみ利用する運用もあるでしょう。

格安モバイルルーターの場合、少ないデータ容量から利用できるプランを提供している場合も多いです。そこで、WiMAXをメインで利用して、バックアップの意味合いで持っておきたい1台の位置付けで格安モバイルルーターを保有する形となります。

WiMAXとホームルーターの組み合わせ

WiMAXとホームルーターを組み合わせて使用する場合、家でも外出先でもWiMAXを利用して高速通信したい方に向いた組み合わせです。WiMAXのモバイルルーターを使用すれば、フル充電で10時間近く通信できる機種が多いです。

よって、仕事などで出かけて帰宅するまでの間は、継続して使用し続けることができます。また、ホームルーターの場合は有線でデバイスと接続できるメリットがあり、オンラインゲームなど遅延が発生せず安定した通信をおこないたい場合にもおすすめです。

さらに、自宅などで多くのデバイスをWi-Fi接続したい場合、1台では足りなくなる場合がありWiMAXとホームルーターを組み合わせることで補完できます

WiMAXと固定回線(光回線)の組み合わせ

WiMAXと光回線などの固定回線の組み合わせは、自宅ではオンラインゲームの利用などデータ消費量が多い場合におすすめの方法です。光回線では、特に利用制限が設けられていないため、他人に迷惑がかかるような使い方をしなければインターネットに常時接続して利用可能です。

また、外出先でもWiMAXのモバイルルーターを使用すれば高速通信を楽しめます。自宅でも外出先でも、多くのデータ容量を使用する見込みがある場合は、WiMAXと光回線の組み合わせが最適解といえるでしょう。

WiMAXと格安SIMスマホの組み合わせ

格安SIMスマホの場合、データ容量が少ないため動画などを視聴するとすぐに上限に達してしまいます。そこで、WiMAXをメインにデータ通信をおこなうことで、よりデータ容量の少ないプランに契約して運用するのが良いでしょう。

また、どうしても携帯電話番号やSMSを利用しなければならない場合も、WiMAXと格安SIMスマホの組み合わせが有力な選択肢となるでしょう。ただし、データ通信量が少ない場合はあえてWiMAXを利用する必要がない場合もあるので注意してください。

WiMAX回線の種類

WiMAX回線の種類

WiMAXは2009年7月1日に商用サービスが開始され、新しい技術を取り入れながら進化を続けています。2024年4月現在では、以下の回線の種類が存在します。
・WiMAX回線
・WiMAX2+回線
・WiMAX+5G回線


各回線の特徴などを、詳しく見ていきましょう。

WiMAX回線とは?

WiMAX回線は、2009年の商用サービス開始時点で使用していた回線です。2.5GHzのWiMAX専用の周波数帯を使用していることが最大の特徴です。

スマートフォンやモバイルルーターなどでは、7000MHzから900MHzの周波数帯域を使用しています。一方で、WiMAXの場合はさらに高い周波数帯域を利用することにより、より高速な通信が可能となっています。

WiMAX回線の場合、建物内部まで電波を届けにくい特性があるものの、電波が安定した箇所で使用すれば下り最大40Mbpsの速度で利用可能です。WiMAX回線は、WiMAX2+回線の登場に伴い2020年3月31日をもってサービスの提供が終了しています。

WiMAX2+回線とは?

WiMAX2+回線は、2013年10月31日よりサービス提供開始されています。WiMAX2+回線で使用されている周波数帯は2.5GHzであり、WiMAX回線と同様です。

一方で、WiMAX2+回線の登場によりWiMAX回線の下り最大速度が13.3Mbpsに抑えられた一方で、WiMAX2+回線では下り最大110Mbpsで利用可能でした。さらに、下り最大速度は440Mbpsまで引き上げられています。

ただし、2022年秋以降からは220Mbpsまで引き下げられていますが、それでも十分な速度を確保できる回線として人気です。

WiMAX+5G回線とは?

WiMAX+5G回線とは?

WiMAX+5G回線とは、2024年現在で最新の通信規格となります。WiMAX+5G回線のサービス提供が開始されたのは2021年4月8日からであり、auの5Gと4G LTEに対応している特徴があります。

WiMAX+5G回線の登場により、WiMAX 2+回線の周波数帯の一部が、5Gサービスとして変更されていくという形が取られています。また、以下の細かな変更がされているのです。

・直近3日間で15GBまでの通信制限が撤廃
・通信速度が光回線並みにアップ
・対応エリアが拡大・屋内でのつながりやすさが改善
・au・UQモバイルとのセット割引が適用可能


各変更点について、詳しく見ていきましょう。

直近3日間で15GBまでの通信制限が撤廃

WiMAX2+回線を利用するうえでデメリットとなっていたのが、実質的な利用制限です。3日で15GBを超える通信をおこなった場合、通信速度が一律制限されていました。

外出先でWiMAXを使う際には気にならないものの、自宅用の回線としてWiMAXを使用すると動画の視聴などで3日間で15GBはすぐに達成してしまうものです。よって、自宅用の回線としては若干使いにくい状態でしたが、通信制限が撤廃されたことでより使いやすくなりました。

実際には、過負荷がかかる使用をすると制限がかかる場合もありますが、事実上無制限で利用できる点が魅力的です。

通信速度が固定回線(光回線)並み

WiMAX+5G回線は、auの5G回線を利用できるため下り4.2Gbpsの高速通信が可能です。5G回線を利用できるエリアは、都市部が中心となるためまだまだ範囲は狭めです。

それでも、auの5G回線エリア内であれば以下のように光回線並みの高速通信が可能となります。

下り 最大2.7Gbps
下り(実測) 85Mbps以上
上り 最大183Mbps


インターネットを用いておこなう行動に対して、必要な通信速度をまとめると以下のようになります。

用途 速度
メールやLINEなどのメッセージ 上り・下りともに1Mbps
Webサイトの閲覧 下り1Mbpsから10Mbps
動画の視聴 下り3Mbpsから25Mbps
Zoomなどのオンライン会議 上り・下りともに10Mbpsから15Mbps
オンラインゲーム 下り30Mbps〜100Mbps


光回線の場合、主流が1Gbpsとなっており一部で10Gbpsで提供されているエリアがあるものの、料金が高めです。よって、費用対効果などを考えるとWiMAX+5G回線は魅力的な選択肢といえます。

対応エリアが拡大・屋内でのつながりやすさが改善

WiMAX+5Gでは、WiMAX2+におけるメイン回線であるBand41と呼ばれる回線に加え、標準でau 5G回線(n78)とau 4G LTE回線(Band1/3)が利用可能となりました。

au 5G回線は超高速通信が可能な回線として、高い注目を集めています。提供されているエリアはまだ狭いものの、順次拡大される見込みとなっています。

au 4G LTE回線は通信エリアが非常に広く、人口カバー率は99%以上を誇る回線です。WiMAX2+回線とも組み合わせることで、より広範囲で高速通信が実現できるのがWiMAX+5G回線の魅力となっています。

au・UQモバイルとのセット割引が使えるように

WiMAX+5Gの場合、2021年12月から、UQモバイルの自宅セット割インターネットコースや、auスマートバリューによる割引対象サービスが適用可能となりました。よって、auユーザーやUQモバイルユーザーの場合、月々の携帯電話料金を割引してもらえます。

さらに、WiMAX+5Gのプラスエリアモードにおいて以下の特典が付与されます。

・プラスエリアモードの料金が無料となる
・プラスエリアモードのデータ容量上限が30GBに増量


少しでも固定費を抑えたい場合、WiMAX+5Gとau、UQモバイルの組み合わせはぜひ検討したいものです。

WiMAXは「ruumモバイルWiMAX+5G」がおすすめ

WiMAXは「ruumモバイルWiMAX+5G」がおすすめ

参照:ruumモバイル公式ホームページ

WiMAXの契約を考えている場合、どのプロバイダにするのか悩むことでしょう。そこで、特におすすめしたいのが「ruumモバイルWiMAX+5G」です。

ここでは、ruumモバイルWiMAX+5Gの特徴などを詳しく解説します。

「ruumモバイルWiMAX+5G」の特徴

・データ無制限で月額4,378円(税込)で利用できる
・モバイルルーターにより持ち運びが容易
・ホームルーターの利用で最大4.2Gbpsの高速通信が可能


ruumモバイルWiMAX+5G は、3日間の利用制限がなくデータが実質的に使い放題のサービスです。また、5G回線の利用でホームルーターの場合は最大4,2Gbpsと光回線より早い通信速度でインターネットを楽しめる場合があります。

ホームルーターの場合、光回線のように工事などが不要であり、コンセントに挿すだけですぐに利用可能です。また、ruumモバイルWiMAX+5G はシンプルなプラン構成で迷うことなくお得に利用可能です。

「ruumモバイルWiMAX+5G」の端末

ruumモバイルWiMAX+5Gは、提供している端末としてホームルーター、モバイルルーターそれぞれ1種類ずつあります。ホームルーターのスペックは、以下のとおりです。

型名 Speed Wi-Fi HOME 5G L13
メーカー ZTEジャパン株式会社
通信速度 下り最大4.2Gbps
上り最大286Mbps
同時接続台数 32台
対応ネットワーク ・5G
・4G LTE
・WiMAX2+
Wi-Fi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz)
SIMロック なし
サイズ 約W100×H207×D100mm
本体色 ホワイト
有線LANポート ・2.5GBASE T/1000BASE T/100BASE TX ×1ポート
・1000BASE T/100BASE TX ×1ポート


Speed Wi-Fi HOME 5G L13は、下り最大4.2GbpsとWiMAX最速の端末として有名です。同時接続台数が32台となっているので、家庭内の多くのデバイスに接続しても余裕があるでしょう。

ruumモバイルWiMAX+5Gのモバイルルーターのスペックは、以下のとおりです。

型名 Speed Wi-Fi 5G X12
メーカー NECプラットフォームズ株式会社
通信速度 下り最大3.9Gbps
上り最大183Mbps
同時接続台数 17台
対応ネットワーク ・5G
・4G LTE
・WiMAX2+
バッテリー容量 4,000mAh
Wi-Fi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz)
SIMロック なし
ディスプレイ 2.4インチ
サイズ 約W136×H68×D14.8mm
本体色 アイスホワイト
バッテリー使用時間 連続通信時間:約540分(初期設定時)
連続待受時間:約420時間(初期設定時)


Speed Wi-Fi 5G X12は、コンパクトなサイズ感で最大9時間程度の連続利用が可能な端末です。最大速度は下り最大3.9Gbpsと申し分なく、最大17台のデバイスを接続できます。

設定も簡単で、自分好みの設定に容易にアレンジできる点も魅力的です。以上のように、ruumモバイルWiMAX+5Gでは使いやすい端末を利用できる特徴があります。

「ruumモバイルWiMAX+5G」のお得な料金プラン

ruumモバイルWiMAX+5Gでは、シンプルな料金形態を採用している特徴があります。ruumモバイルWiMAX+5G無制限プランの料金をまとめると、以下のようになります。

基本料金 4,378円/月
※2024年6月27日までのキャンペーンで端末到着月の月額利用料は無料
登録事務手数料 3,300円
端末費用 分割770円×36回(27,720円)
※2024年6月27日までのキャンペーンで月額利用料から端末相当額(770円×36回)割引
契約期間 24ヵ月
解約金 1,100円


ruumモバイルWiMAX+5Gでは、初月の基本料金が無料になるキャンペーンを実施しています。よって、実質的には2か月目以降から支払いが必要となります。

ただし、ほかのプロバイダと違い定額料金となっているので非常にわかりやすい料金設定となっているのが特徴的です。

「ruumモバイルWiMAX+5G」のお得なキャンペーン・特典・割引

ruumモバイルWiMAX+5Gでは、よりお得に利用できるように各種キャンペーンや割引などが用意されています。※2024年4月9日現在

キャンペーン・割引名 内容 適用条件
初月月額利用料無料キャンペーン 初回月額使用料が無料 ruumアプリのアカウント登録をおこない、ruumアプリより申し込んだ場合
端末相当額0円キャンペーン 端末料金の36回分割支払い分を毎月割引 端末分割を分割で購入した場合
大東建託入居者様特典 Amazonギフトカード5,000円分 ruumアプリで部屋登録が完了している入居者が、ruumモバイルWiMAX+5Gを申し込んだ場合


「ruumモバイルWiMAX+5G」の対応エリア

ruumモバイルWiMAX+5Gの対応エリアは、ほかのプロバイダと同様です。WiMAX2+のエリアにプラスして、標準でau 5G回線とau 4G LTE回線をカバーしているので、圧倒的なカバーエリアの広さを誇ります。

人口カバー率でいえば99.9%となっており、都市部であればほぼ問題なく通信できます。また、プラスエリアモードを利用すれば圏外になりやすい場所でも通信できる可能性が高まるので便利です。

プラスエリアモードについては、有料オプションとなり月間30GBの容量制限がある点は認識しておきましょう。また、ruumモバイルWiMAX+5Gと契約したものの、自分が使用したいエリアで思うように接続できない場合もあるでしょう。

ruumモバイルWiMAX+5Gでは、契約開始から8日間は違約金なしで契約解除できるので安心です。

「ruumモバイルWiMAX+5G」の安心オプション

ruumモバイルWiMAX+5Gでは、快適にWiMAXを利用できるように安心オプションが用意されています。安心サポートプランでは、もしWiMAX端末が故障したり紛失したりしても、無償で修理できるオプションです。

モバイルルーターの場合、外出先で利用する機会が多いため何かと故障させてしまうリスクが高いです。そこで、安心サポートプランに加入していればいざという時でも安心できます。

月額費用が660円(税込)かかりますが、加入する価値があるオプションといえます。

「ruumモバイルWiMAX+5G」の利用の流れ・契約期間

ruumモバイルWiMAX+5Gの利用を検討する際には、まずは自分が使用するエリアで利用できるかをホームページで確認しましょう。そして、適用できるキャンペーンなどがあるかもチェックしてください。

ruumモバイルWiMAX+5Gへの申し込みは、ウェブサイトまたはアプリから可能です。必要事項を記入して申し込みを完了させると、端末が無料で自宅などに送付されます。

端末が届いたら、電源を入れて簡単な設定をおこなえばすぐに利用可能です。ruumモバイルWiMAX+5Gの契約期間は、端末が到着した月の翌月を1ヶ月月目として、24ヶ月間となります。

契約満了月に解約の申し出がない場合は、翌月以降は1ヶ月ごとの契約期間が自動的に設定されるのです。もし、24ヶ月の契約期間内に解約する場合は解約金1,100円が発生するので注意しましょう。

また、毎月21日以降に解約の手続きをおこなった場合、翌月の末日が解約日となります。

WiMAXの2台持ちに関するよくある質問

WiMAXの2台持ちに関するよくある質問

ここでは、WiMAXの2台持ちに関する、よくある質問を紹介します。WiMAXをより有効活用できる方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

WiMAXを2台持ちする際の便利な使い方はありますか?

WiMAXを2台持ちする場合、便利な使い方としては自宅用と外出用に分けて利用する方法がおすすめです。自宅でも外出先でもインターネットを利用する機会が多い場合、WiMAXを2台持ちすればあらゆるシーンで通信手段を確保できます。

家族と生活するなかで、WiMAXが1台しかないと誰かがモバイルルーターを持ち出すと、ほかの家族が自宅でWi-Fiを利用できません。そこで、2台持ちすることで自宅でも外出先でも同時に通信手段を確保できるので便利です。

WiMAXの場合、モバイルルーターだけでなくホームルーターもあり、自宅でコンセントに接続すればすぐにWi-Fi環境を整えられるメリットもあります。

2台目のWiMAXを家族で共有することはできますか?

2台目のWiMAXを契約すれば、家族で共有して利用可能です。2台目のWiMAXは1台目とデータ容量などは別の扱いとなります。

たとえば、1台目を家族が持ち出して利用していても、2台目を自宅で同時に使用可能です。また、1台目が速度制限がかかった場合であっても、2台目には影響しません。

ほかにも、Wi-Fiルーターの同時接続台数の範囲内であれば、同居している家族とWi-Fiルーターをシェアして利用できます。

WiMAXを2台持ちする必要はありますか?

WiMAXは、必ずしも2台持ちする必要はありません。2台目を契約することで、通信費用が1台よりもかかってしまうため、費用対効果を考えて2台目を契約するかどうかを決める必要があります。

2台持ちする必要がある場合としては、同時接続台数を増やしたい場合や自宅用と外出用に分けて利用したい場合があります。また、同じ家庭内でくまなくWi-Fiを利用したい場合も、2台持ちすることで解消できるでしょう。

まとめ

まとめ

WiMAXはモバイルルーターを選択すれば持ち運びでき、外出先でも通信手段を確保できます。一方で、家族で暮らす場合などは自宅用に2台目のWiMAXがあると、自宅でも外出先でもインターネットを利用できるので便利です。

2台持ちすることで1台しか保有しない場合と比較して、負担する費用は高くなります。ただし、プロバイダによっては複数台持ちによりキャンペーンの適用などにより割引・キャッシュバックなどを受けられます。

WiMAXの2台持ちを考えている方は、この記事で紹介した内容を参考に、2台持ちを検討してみてはいかがでしょうか。

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