停電中・停電復旧後にWi-Fiがつながらない原因と対処法は?おすすめのWi-Fiサービスも紹介!
2024.08.02
目次
・停電が復旧してもWiーFiがつながらないときの接続機器の直し方
・停電でWi-Fiがつながらない原因
・Wi-Fiルーター・電子機器が故障している
・電源を入れる順序を間違えている
・基地局の設備が故障して通信障害が起きている
・モバイルルーターは停電中も使えることがある
・基地局に非常用電力が備えられている場合は数時間使える
・設備が損傷を受けると復旧までには時間がかかる
・複数の通信手段を確保しておくことが大切
・おすすめのモバイルルーターはruumモバイル
・ruumモバイルの特徴
・ruumモバイルのお得な料金プラン
・ruumモバイルの端末
・ruumモバイルのお得なキャンペーン・特典・割引
・ruumモバイルの対応エリア・プラスエリアモード
・ruumモバイルの安心オプション
・ruumモバイルの利用の流れ・契約期間
・停電の復旧後にWi-Fiがつながらないときの対処法
・ブレーカーが上がっているか確かめる
・Wi-Fi接続の設定を確認する
・パスワードやIPアドレスを再入力する
・節約モードになっていないか確認する
・停電の復旧後にWi-Fiが遅い・不安定なときの対処法
・Wi-Fiルーターのファームウェアを更新する
・デバイスを再起動する
・停電でWi-Fiの接続機器が壊れたときの対処法
・ルーターが故障している場合は買い替える
・モデムが故障している場合は製造元に問い合わせる
・電源アダプターのみを交換する
・停電でWi-Fiの接続機器が壊れていないか確認するには?
・まずは正しい順序で接続機器を再起動する
・モデムのランプを確認する
・Wi-FiルーターのINTERNETランプを確認する
・POWERランプとWIRELESSランプも確認する
・停電に備えてしておくべき対策
・停電時はデバイスや接続機器のコンセントを抜く
・落雷対策のアイテムを購入する
・モバイルルーター・ホームルーターは補償オプションに加入する
・停電でWi-Fiがつながらないときの注意点
・スマホの使い過ぎに気を付ける
・復旧作業は雷が収まってからにする
・Wi-Fiスポットを知っておくと万が一の際に役立つ
・災害時は00000JAPANが無料開放される
・まとめ

台風や強風などで停電が起きると、Wi-Fiがつながらなくなることがあります。また、停電が復旧してもWi-Fiがつながらないケースも考えられます。
Wi-Fiに接続できない原因はさまざまであり、きちんと対処法を押さえておくことが大切です。この記事では、停電中・停電復旧後にWi-Fiがつながらない原因と対処法について徹底解説します。おすすめのWi-Fiサービスも紹介するので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
停電が復旧してもWiーFiがつながらないときの接続機器の直し方

停電が復旧してもWiーFiがつながらないときは、接続機器を正しい手順で復旧させる必要があります。
まずは、Wi-Fiルーターとモデムの電源を切り、再起動しましょう。停電が復旧した際にWi-Fiルーターとモデムの電源が入っている場合でも、起動の順序が前後してうまく接続できないことがあります。
電源を入れる順序については、モデムが先で、その次がWi-Fiルーターです。接続機器は順番に起動することが大切であり、順序が前後すると不具合が生じやすいです。なお、モデムの起動後すぐにWi-Fiルーターを起動すると、モデムが十分に通電しないため、接続に不具合が生じる可能性があるので注意しましょう。
停電でWi-Fiがつながらない原因

停電でWi-Fiがつながらない原因として、主に以下の3つが考えられます。
・Wi-Fiルーター・電子機器が故障している
・電源を入れる順序を間違えている
・基地局の設備が故障して通信障害が起きている
停電でWi-Fiがつながらないときは、まず以上の3つを確認してみてください。それぞれについて解説するので、詳しくみていきましょう。
Wi-Fiルーター・電子機器が故障している
停電にはさまざまな原因が考えられますが、特に落雷による停電の場合はWi-Fiルーター・電子機器が故障する可能性があります。落雷で停電が起きて一時的に電気が付かなくなるだけでなく、コンセントに挿している機器に強い電流が流れ込み、故障につながってしまうケースがみられます。
特に置くだけで使えるホームルーターはコンセントに挿しっぱなしのことが多く、落雷があったときに強い電流が流れ込み、接続中のWi-Fiルーターやモデムの故障が疑われます。Wi-Fiルーターとモデムのどちらかが故障しているとWi-Fiに接続できないため、停電の復旧後につながらない場合はこれらの機器が無事か確認しましょう。
電源を入れる順序を間違えている
停電が起きると、コンセントに挿している機器の電源は落ちてしまいます。そのため、電源の復旧後は再度電源を入れ直す必要があるものの、電源を入れる順番が間違っているとうまくWi-Fiに接続できません。
Wi-Fiの接続機器は、電源を入れる順番が決まっているため注意が必要です。接続機器が無事で電気が通っていても、起動の順番次第では接続がうまくいきません。電源タップのようなスイッチがオフになっていることも考えられるので、電源の接続先を確認してから再起動をしましょう。
基地局の設備が故障して通信障害が起きている
自宅の停電が復旧しており、Wi-Fiの接続機器に問題がない場合でも、通信基地局の設備が故障して通信障害が起きていることもあります。他の電子機器や家電が使えているのであれば、通信障害が起きている可能性が高いです。
通信障害の発生有無は、回線業者・プロバイダーの公式HPから確認できます。スマホのモバイル通信が使えるのであれば、何かしらのお知らせが公表されていないかチェックしてみてください。
モバイルルーターは停電中も使えることがある

通信基地局が無事な場合に限り、バッテリーを搭載しているモバイルルーターは、停電中も使えることがあります。ここでは、停電時にモバイルルーターが使えるケースや注意点などについてみていきましょう。
基地局に非常用電力が備えられている場合は数時間使える
モバイルルーターはスマホと同様に、最寄りの通信基地局からLTEや5Gの電波を受信してWi-Fi接続を可能にしています。そのため、落雷で通信設備が故障するとWi-Fiに接続できなくなります。また、通信基地局を動かすためには電力が必要なため、停電で電気が使えない場合はWi-Fiがつながりません。
しかし、通信基地局が無事であり、かつ非常用電力が備えられている場合は、非常用電力で数時間モバイルルーターを使えることがあります。とはいえ、非常用電力(蓄電池・自家発電機能)が備わっている通信基地局は限られており、停電対策がされているエリアはそこまで多くないのが現状です。停電対策の強化エリアは、通信会社の公式HPからそれぞれ確認できます。
・auの停電対策強化エリア
・ソフトバンクの停電対策強化エリア
・docomoの停電対策強化エリア
設備が損傷を受けると復旧までには時間がかかる
モバイルルーターに電波が届くまでには、通信基地局からネットワークセンターまでの間のさまざまな通信機器を経由しています。電力が供給され、すべての通信機器が正常に作動しないことには通信が不可能です。
通信基地局とネットワークセンター間の光ファイバーが切断された場合は該当箇所の引き直しや融着が必要であり、通信基地局の無線機・アンテナ・伝送装置が故障した場合は現地に出向いて交換する必要があります。このように設備が損傷を受けると対応に時間がかかり、復旧までにはある程度の時間がかかってしまいます。
複数の通信手段を確保しておくことが大切
昨今では地震が増えてきており、災害への備えが重要といえます。そこで、災害時にインターネット環境をできるだけ確実に構築するためには、複数の通信手段を確保しておくことが大切です。
たとえば、クラウドSIM型のモバイルルーターはマルチキャリアに対応しており、auやソフトバンク、ドコモなどの複数キャリアの回線を利用できます。au回線はつながらなくても、ソフトバンク回線はつながるといったことがあるため心強いです。
また、WiMAXのサービスではWiMAX回線に加えて、auのLTE回線が標準利用できます。どちらかが使えなくても、片方はつながるといったことがあるため安心です。
おすすめのモバイルルーターはruumモバイル

引用元:ruumモバイル公式HP
停電時も比較的安心なモバイルルーターですが、特におすすめのサービスとしてruumモバイルを紹介します。ここでは、ruumモバイルの特徴やお得な料金プランについてみていきましょう。
ruumモバイルの特徴
ruumモバイルは、20・50・100GBのクラウドSIMプランと、通信量が無制限のWiMAX+5Gプランの中から自分に合ったものを選べるのが魅力です。旅行先や遠征先のようなシーンだけでなく、営業や出張先などのビジネスシーンにおいても大活躍します。また、100GBや無制限のプランであれば、テレワークにも対応可能です。
なお、20・50・100GBのクラウドSIMプランでは、利用状況に合わせて毎月プランを見直せます。スマホやパソコンなどから簡単に手続きができ、手数料もかかりません。ruumモバイルのお得ポイントは、主に以下の3点です。
・ruumアプリからのお申し込みで初月月額利用料0円
・端末相当額0円
・プラン変更手数料0円
ruumモバイルのお得な料金プラン
ruumモバイルのお得な料金プランは、以下の表のとおりです。なお、「ruum」アプリから申し込むと初月の月額利用料が0円になるため、お得に利用を始めたい方はぜひチェックしてみてください。
月額利用料 |
・20GB:1,870円(税込) ・50GB:2,860円(税込) ・100GB:3,278円(税込) ・無制限(WiMAX+5G):4,378円(税込) |
---|---|
登録事務手数料 | 3,300円(税込) |
契約期間 | 24ヶ月 |
解約金 | 1,100円(税込) |
回線 |
LTE回線 マルチキャリア対応クラウドSIM (無制限プランはau 5G・au 4G LTE・WiMAX 2+) |
ruumモバイルの端末
ruumモバイルの端末は「NA01」であり、主に以下のような特徴があります。具体的なスペックについては、以下の表を参考にしてみてください。
・同時接続台数:最大10台(推奨5台)
・連続通信時間:約12時間
・下り最大:150Mbps
・上り最大:50Mbps
【NA01】
通信速度 | 下り最大150Mbps・上り最大50Mbps |
---|---|
バッテリー容量 | 3,500mAh(typical) |
Wi-Fi | 2.4G(802.11 b/g/n) |
サイズ | 126mm×66mm×12.6mm |
SIM | LTE回線 マルチキャリア対応クラウドSIM |
連続通信時間 | 約12時間 |
また、ruumモバイルWiMAX+5Gで採用されているのは「Speed Wi-Fi 5G X12」という端末であり、具体的なスペックは以下の表のとおりです。
【Speed Wi-Fi 5G X12】
メーカー | NECプラットフォームズ株式会社 |
---|---|
通信速度 | 下り最大3.9Gbps・上り最大183Mbps |
対応ネットワーク |
・5G ・4G LTE ・WiMAX2+ |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz) |
SIMロック | なし |
ディスプレイ | 2.4インチ |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約W136×H68×D14.8mm |
重さ | 約174g |
同時接続 | 16台+USB接続1台 |
本体色 | アイスホワイト |
バッテリー使用時間 |
連続通信時間 約540分(初期設定時) 連続待受時間 約420時間(初期設定時) |
同梱物 |
・つなぎかたガイド ・保証書(注意事項) ※ACアダプタは同梱されていない |
ruumモバイルのお得なキャンペーン・特典・割引
ruumモバイルでは、以下のようなお得なキャンペーンが用意されています。元からお得な料金プランが用意されている本サービスですが、キャンペーンによりさらにお得な利用開始が可能です。
キャンペーン名 | 適用条件 | キャンペーン内容 |
---|---|---|
初月月額利用料無料キャンペーン | ruumアプリのアカウント登録をして、アプリからサービスを申し込む | サービス提供開始月の月額利用料が0円になる |
端末相当額0円キャンペーン | 専用Wi-Fi端末分割を分割で購入する | 24ヶ月間、月額利用料が550円(税込)割引される(端末費用実質0円) |
ruumモバイルの安心オプション
ruumモバイルには、月額660円(税込)の安心オプションが用意されています。こちらのオプションは、サポート対象と認められると、無償(一部有償)で端末を修理または交換してくれるサービスです。万が一の紛失や故障に備えられるため安心です。
・自然故障:0円
・サポート対象範囲内の故障・破損等:0円
・水漏れ(過失含む):0円
・盗難及び紛失:有償
・バッテリー劣化:有償
ruumモバイルの利用の流れ・契約期間
ruumモバイルの利用の流れは、以下のとおりです。スマホやパソコンから簡単に手続きができ、24時間申し込みが可能です。
1.アプリ/WEBから申し込み
2.発送
3.利用開始
ruumモバイルの最低契約期間は24ヶ月です。違約金として1,100円(税込)がかかるものの、他の同様のサービスよりは安い価格設定となっています。
ただし、端末が自宅に到着後8日以内は0円で初期契約解除が可能です。通信速度や対応エリアに不安のある方でも安心して利用を始められるでしょう。
停電の復旧後にWi-Fiがつながらないときの対処法

停電の復旧後にWi-Fiがつながらないときは、以下の対処法を試してみてください。
・ブレーカーが上がっているか確かめる
・Wi-Fi接続の設定を確認する
・パスワードやIPアドレスを再入力する
・節約モードになっていないか確認する
それぞれ詳しくみていきましょう。
ブレーカーが上がっているか確かめる
停電の際は、ブレーカーが下がって電気自体が付かなくなっていることがあります。そのため、まずはブレーカーが上がっているか確かめましょう。
ブレーカーを上げて電力が供給されるようになり、問題が解消されることがあります。この場合は接続機器の故障や通信障害などの問題がみられないため、すぐにWi-Fiがつながるようになります。
Wi-Fi接続の設定を確認する
Wi-Fiルーターやモデムの電源が付いていても、停電の影響で接続が一度切断され、Wi-Fiがつながらなくなっていることも考えられます。そのため、スマホやパソコンなどのデバイス側でWi-Fi接続の設定を確認しましょう。
接続が切れている場合は再接続の設定をして、それでもなおつながらない場合は他の原因を探る必要があります。普段使っているのであれば基本的には自動で接続設定がされるものの、停電の際は不具合が起きることもあるため、手動で設定しなおしてみることをおすすめします。
なお、再設定にあたってパスワードの入力が必要なこともありますが、その際は大文字・小文字を間違えないように注意しながら入力しましょう。
パスワードやIPアドレスを再入力する
ここまで解説した方法で改善されない場合は、Wi-FiルーターのパスワードやIPアドレスを再入力してみてください。
1から接続しなおすことで、Wi-Fiに接続できるようになることがあります。
節約モードになっていないか確認する
パスワードやIPアドレスを再入力しても、Wi-Fiに接続できないという場合があります。その場合の原因として、Wi-Fiルーターが「節約モード(省エネモード)」になっていることが考えられます。
気付かないうちに節約モードがオンになっており、新規のデバイスが接続できなくなっている可能性が考えられるので、こちらの設定も確認してみてください。
停電の復旧後にWi-Fiが遅い・不安定なときの対処法

停電の復旧後、Wi-Fiにつながりはするものの、「通信速度が遅くなった」「通信が不安定になった」というケースもあります。ここでは、そのような場合の対処法について解説します。
・Wi-Fiルーターのファームウェアを更新する
・デバイスを再起動する
それぞれ詳しくみていきましょう。
Wi-Fiルーターのファームウェアを更新する
Wi-Fiルーターのファームウェアは、随時アップデートが可能です。
ファームウェアが古い状態では、通信速度の低下や軽微なバグを引き起こす可能性があります。これらを改善するためにも、Wi-Fiルーターのファームウェアは常に最新のバージョンに更新するようにしましょう。
デバイスを再起動する
Wi-Fiに接続しているスマホやパソコンなどのデバイスの再起動をしましょう。停電の影響で通信にバグが生じることにより、通信速度が低下しているケースもあります。再起動をすればこのような軽微なバグは解消されることが多く、簡単に通信速度が改善されることもあります。
また、デバイスのソフトウェア更新をすることも有効です。これにより停電の影響やその他の不具合が解消されることもあるため、ソフトウェアの最新バージョンが出ている場合はできるだけ更新するようにしましょう。
停電でWi-Fiの接続機器が壊れたときの対処法

落雷による停電では、Wi-Fiの接続機器に強い電流が流れ込み、故障を招くケースがあります。そのようなときは、以下の対処法で解決してみてください。
・ルーターが故障している場合は買い替える
・モデムが故障している場合は製造元に問い合わせる
・電源アダプターのみを交換する
それぞれ詳しくみていきましょう。
ルーターが故障している場合は買い替える
ルーターが故障してしまったのであれば、買い替えることを検討しましょう。場合によっては修理も可能ですが、長く使っているものは寿命が近いことも考えられます。最新のWi-Fiルーターの方が通信速度や安定性に優れているので、積極的に買い替えを検討すると良いでしょう。
なお、メーカーの保証期間内のWi-Fiルーターについては、無料で交換や修理に応じてくれることがあります。保証書を参照して、保証期間内かどうか確認してみると良いでしょう。
モデムが故障している場合は製造元に問い合わせる
Wi-Fiに接続する際の大元の機器となるモデムが故障している場合は、製造元のメーカーに問い合わせましょう。
新しいモデムとの交換、もしくは修理の依頼をしてみてください。製造元のメーカーごとに対応は異なりますが、保証期間内であれば無料で修理や交換に対応してくれたり、落雷による故障に対しては新しいモデムを安価で提供してくれたりします。
電源アダプターのみを交換する
Wi-Fiルーターやモデムの電源ランプは問題なく点灯しているのにつながらない場合は、接続機器ではなく電源アダプターやケーブルの故障が疑われます。
接続機器に問題がないようであれば、電源アダプターのみを交換し、Wi-Fiに接続できるか試してみてください。電源アダプターの交換にも費用はかかりますが、接続機器を買い替えるよりは低予算で済みます。
停電でWi-Fiの接続機器が壊れていないか確認するには?

停電でWi-Fiにつながらないときは、接続機器が壊れていないか確認する必要があります。ここでは、Wi-Fiの接続機器が正常かどうかの確認方法を紹介します。
・まずは正しい順序で接続機器を再起動する
・モデムのランプを確認する
・Wi-FiルーターのINTERNETランプを確認する
・POWERランプとWIRELESSランプも確認する
それぞれ詳しくみていきましょう。
まずは正しい順序で接続機器を再起動する
まずは正しい順序で接続機器を再起動しましょう。先述のとおり、正しい順序としては、モデム→Wi-Fiルーターの順番です。
正しい順序で接続機器を再起動して問題が解消されれば、Wi-Fiの接続機器は故障していないので安心しましょう。
モデムのランプを確認する
Wi-Fiに接続できない、もしくはWi-Fiに接続はできるもののインターネットを利用できないという場合はモデムの故障が疑われます。
機種によって異なりますが、モデムには10個前後のランプが付いています。モデムのランプが以下のような状態にあてはまる場合、モデムが故障していることが多いです。
・認証ランプが消灯している
・アラームランプが点灯している
・電源ランプが赤色に点灯している
Wi-FiルーターのINTERNETランプを確認する
モデムの状態に関わらず、Wi-Fiに接続できないときはWi-Fiルーターのランプについても確認が必要です。Wi-Fiルーターの状態は、INTERNETランプが点灯しているかどうかで確認可能です。
Wi-Fiルーターが正常に作動している場合、INTERNETランプは常に点灯しています。一方、Wi-Fiに接続できるもののインターネットを利用できない場合は、INTERNETランプが消灯しています。
このような場合は接続設定の問題が疑われるため、設定画面を開き、ユーザー名とパスワードが間違っていないか確認しましょう。正しいユーザー名とパスワードを入力してもつながらない場合は、電源が急に途切れたことにより不具合が起きている可能性があるため、Wi-Fiルーターを初期化して再設定をしてみてください。
POWERランプとWIRELESSランプも確認する
Wi-Fiルーターの状態を確認したいときは、POWERランプとWIRELESSランプも確認しましょう。
Wi-Fiルーターが正常に電波を発している場合、WIRELESSランプが常に点灯します。逆にWIRELESSランプが消灯している場合は何かしらの不具合が起きている可能性があるので、初期化して再設定をしましょう。それでも問題が解決しない場合は故障が疑われるため、製造元のメーカーや購入店舗に問い合わせてみてください。
また、POWERランプについても確認しましょう。POWERランプが橙色に点灯しているのであれば、Wi-Fiルーターに不具合が起きています。初期化をすることで直ることもありますが、初期化しても改善されない場合は故障している可能性が高いです。
停電に備えてしておくべき対策

停電の復旧後にWi-Fiルーターが故障していなかった場合でも、今後の停電に備えて以下の対策をしておきましょう。
・停電時はデバイスや接続機器のコンセントを抜く
・落雷対策のアイテムを購入する
・モバイルルーター・ホームルーターは補償オプションに加入する
それぞれについて詳しく解説します。
停電時はデバイスや接続機器のコンセントを抜く
最も簡単な方法として、停電時はデバイスや接続機器のコンセントを抜くことが挙げられます。電流による故障はコンセントを経由して起きるため、コンセントを抜くことで大元の原因を取り除くことが可能です。
ただし、留守中はこの対策ができないため、他の対策についても考えておく必要があります。次項以降で紹介するような対策を併せて検討してみてください。
落雷対策のアイテムを購入する
落雷対策のアイテムとしておすすめなのが、「雷サージ吸収機能」の付いた電源タップです。こちらのアイテムを活用することで、強い電流が流れ込むことによる故障を防ぎやすくなります。
他にも、雷ガードの付いたコンセントも電気線を通る過電流を防いでくれるため、落雷対策としておすすめのアイテムです。
モバイルルーター・ホームルーターは補償オプションに加入する
落雷時の過電流はモデムだけでなく、Wi-Fiルーターにも影響を及ぼします。ホームルーターは基本的に常時コンセントに挿しているため、強い電流が流れ込んだときに故障する可能性が考えられます。また、モバイルルーターも充電時はコンセントに挿すため、過電流による故障が起きる可能性を否定できません。
そのため、モバイルルーター・ホームルーターは補償オプションに加入することをおすすめします。月額数百円〜と比較的安い費用で加入できるため、ぜひ検討してみてください。
停電でWi-Fiがつながらないときの注意点

停電でWi-Fiがつながらないときは、以下の点に注意しましょう。
・スマホの使い過ぎに気を付ける
・復旧作業は雷が収まってからにする
・Wi-Fiスポットを知っておくと万が一の際に役立つ
・災害時は00000JAPANが無料開放される
それぞれについて詳しく解説します。
スマホの使い過ぎに気を付ける
停電でWi-Fiがつながらない場合においても、スマホのキャリア回線は問題なく使えることがあります。このときにスマホを使い過ぎると、データ通信量が上限に達して、通信制限にかかることがあるため注意が必要です。
契約中のプラン内容やその月の使用量によっても異なりますが、スマホを使いすぎて通信制限にかからないように注意する必要があります。停電のような緊急事態ではインターネットを利用したいシーンも増えるため、ある程度のデータ通信量は残しておくようにしましょう。
復旧作業は雷が収まってからにする
停電が解消されたとしても、雷が収まらないうちに復旧作業をするのはおすすめできません。雷が鳴っている最中は電気が逆流する恐れがあり、このときに復旧作業をすると感電したり、機器が故障したりするため危険です。
安全に復旧作業をするためにも、雷が収まるまで待つようにしましょう。特に感電して怪我をする可能性が高いため、雷が収まるまではケーブルや電源アダプターには触れないことをおすすめします。
Wi-Fiスポットを知っておくと万が一の際に役立つ
Wi-Fiスポットを知っておくと万が一の際に役立ちます。以下は、キャリアごとのWi-Fiスポットです。
・auのWi-Fiスポット
・ソフトバンクのWi-Fiスポット
・docomoのWi-Fiスポット
また、周辺のWi-Fiスポットを現在地をもとに見つけられるアプリもあるため、事前にWi-Fiスポットを押さえておくのも有効です。
災害時は00000JAPANが無料開放される
大規模災害時には、00000JAPANが無料開放されます。00000JAPANはWi-FiのSSIDであり、大手通信会社や地方自治体、メーカーなどが共同で提供しています。
00000JAPANの無料開放エリアでは、Wi-Fiに接続できるようになるため便利なサービスです。ただし、緊急時の利便性が優先されて通信の暗号化がされていないので、重要な機密情報や個人情報のやり取りは避けましょう。
まとめ

停電でWi-Fiがつながらない原因としては、Wi-Fiルーター・電子機器の故障や電源を入れる順番の間違い、通信障害などが挙げられます。原因に合わせて、この記事で紹介したような対処法を試してみてください。
また、停電に対しては事前の対策が大切です。落雷対策のアイテムを用意したり、補償オプションに加入したりするなど、できる対策を事前にしておきましょう。