モバイルルーターを有線接続する方法は?メリット・デメリットやおすすめサービスを紹介!
2024.11.18
目次
・モバイルルーターを有線接続する方法
・LANケーブルを使う方法
・USBケーブルを使う方法
・モバイルルーターを有線接続するメリット
・通信が安定する
・通信速度が向上する
・セキュリティ性が高まる
・無線非対応の古いパソコンもネットにつながる
・モバイルルーターを有線接続するデメリット
・有線ケーブルが必要
・持ち運びが不便になる
・クレードルが必要な場合がある
・可動域が狭まる
・モバイルルーターは有線接続と無線接続が同時にできる
・モバイルルーターとiPhone・Switch・PS4を有線接続する方法
・iPhone
・Switch
・PS4
・モバイルルーターで有線接続できないときの対処法
・端末を再起動する
・ケーブルを変更する
・無線接続と有線接続の両方をするならruumモバイルがおすすめ
・ruumモバイル「WiMAX+5Gプラン」
・ruumモバイルの端末情報
・ruumモバイルのお得な割引キャンペーン
・ruumモバイルの安心オプション
・ruumモバイルの利用の流れ・契約期間
・別売りのクレードルのメリットや買うべき人は?
・まとめ

モバイルルーターは基本的に無線接続で使うことが多いですが、有線接続して使うこともできます。準備したケーブルにつなぐだけなので、使い方も簡単です。
この記事では、モバイルルーターを有線接続する方法から、有線接続のメリット・デメリット、おすすめサービスまで紹介します。
モバイルルーターを有線接続する方法

モバイルルーターを有線接続する方法は、モバイルルーターと電子機器をケーブルでつなげるだけなので非常に簡単です。主に「LANケーブル」と「USBケーブル」を使う方法があるので、それぞれについて詳しく解説していきます。
LANケーブルを使う方法
モバイルルーターを有線接続する方法として最も一般的なのが、LANケーブルを使う方法です。LANケーブルは、製品ごとに通信速度が異なります。CATの後に付いている数字が大きいほど、高速通信に対応していることを意味します。
モバイルルーターをLANケーブルで有線接続する手順は、以下のとおりです。
1.モバイルルーターをクレードルに接続する
2.接続したい端末とクレードルをLANケーブルでつなぐ
以上の手順を踏んだうえで、端末がインターネットに接続できているかを確認しましょう。
パソコンやゲーム機にはLANポートが付いているため、LANケーブルを挿し込めば準備は完了です。
しかし、モバイルルーターにはLANポートが付いていない場合がほとんどのため、クレードルという拡張機器を別途で用意する必要があります。クレードルにはLANポートが備わっており、モバイルルーターの有線接続を可能にする機器です。また、一昔前の携帯充電器のような見た目をしており、実際、充電器として使うこともできます。
なお、クレードルがあったとしても、スマホとモバイルルーターの有線接続はできないため注意しましょう。
USBケーブルを使う方法
USBケーブルを使うことでも、モバイルルーターの有線接続が可能です。USBケーブルの場合、クレードルは不要です。
ただし、充電専用のUSBケーブルでは有線接続ができません。そのため、有線接続用のUSBケーブルを用意する必要があります。
モバイルルーターをUSBケーブルで有線接続する手順は、以下のとおりです。
1.モバイルルーターにUSBケーブルをつなぐ
2.接続したい端末にUSBケーブルをつなぐ
3.初回:インストールされたドライバーを実行する
以上の手順が完了したら、端末がインターネットに接続できているかを確認しましょう。モバイルルーターとパソコンをUSBケーブルで有線接続する場合、自動でインストールされたドライバーを実行する必要がある場合があります。
なお、初めて接続する際はログイン情報が必要なことがあるので、モバイルルーターの受け取り時にもらったIDとパスワードを手元に準備しておきましょう。
モバイルルーターを有線接続するメリット

モバイルルーターを有線接続するメリットは、以下のとおりです。
・通信速度が向上する
・通信が安定する
・セキュリティ性が高まる
・無線非対応の古いパソコンもネットにつながる
それぞれについて詳しく解説します。
通信が安定する
モバイルルーターの無線接続は、別のWi-Fiルーターとの電波干渉や周囲の環境、モバイルルーターと端末の距離などの影響で、通信が不安定になることがあります。
その点、有線接続は周囲の環境などに影響されることがなく、通信が安定しやすいです。有線接続では、LANケーブルやUSBケーブルで物理的に通信が守られているため、Wi-Fiで接続する場合に比べ安定して通信できます。
通信速度が向上する
モバイルルーターを有線接続すると、通信速度が向上するというメリットがあります。先述のとおり、有線接続ではデータの送受信の際に電波干渉を受けないため、Wi-Fiで接続する場合に比べ通信が安定するだけでなく通信速度も向上します。
通信速度が向上すると、オンラインゲームの遅延が少なくなったり、高画質の動画を快適に視聴できたりするなどのメリットが得られます。
セキュリティ性が高まる
モバイルルーターの有線接続は、無線接続よりもセキュリティ性が高まります。無線接続(Wi-Fi接続)をする際はアクセスポイントの設置が必要ですが、このアクセスポイントには電波の届く範囲内の人なら誰もがアクセス可能です。
パスワードがわからないと利用できませんが、パスワードを見破られたり、総攻撃で特定されたりすると、見知らぬ人にモバイルルーターを使われるという事態に陥ります。その点、有線接続であれば、第3者がアクセスすることは不可能なので、モバイルルーターを勝手に使われるということはなくなります。
無線非対応の古いパソコンもネットにつながる
モバイルルーターの有線接続を用いれば、無線非対応の古いパソコンもインターネットにつなげられる可能性があります。古いパソコン・ノートパソコンの場合、無線接続(Wi-Fi接続)に対応していないということも珍しくありません。
無線非対応の古いパソコンでも、ケーブルなどの有線接続が差し込み口さえあれば、モバイルルーターの通信を利用してインターネットを楽しめます。
モバイルルーターを有線接続するデメリット

モバイルルーターを有線接続することには、以下のデメリットもあります。
・有線ケーブルが必要
・持ち運びが不便になる
・クレードルが必要な場合がある
・可動域が狭まる
それぞれについて詳しく解説します。
有線ケーブルが必要
モバイルルーターのサービスによってはLANケーブルやUSBケーブルの有線ケーブルが付属されていますが、そうでない場合は自分で用意する必要があります。
LANケーブルやUSBケーブルは1,000円前後で購入可能ですが、手元のモバイルルーターや接続したい端末に対応しているかを調べたり、性能を比較して選んだりするのは手間になるでしょう。
持ち運びが不便になる
モバイルルーターの最大のメリットは持ち運びが可能なことですが、有線接続する場合は持ち運びが不便になります。LANケーブルやUSBケーブルの有線ケーブルも一緒に持ち運ぶ必要があり、さらにLANケーブルの場合はクレードルの持ち運びも必要です。
有線接続だとモバイルルーターのメリットをかえって消してしまう点には注意しましょう。
クレードルが必要な場合がある
LANケーブルでモバイルルーターを有線接続する場合、クレードルが必要な場合がほとんどです。LANポートが搭載されていればクレードルは不要ですが、ほとんどのモバイルルーターにはLANポートが未搭載です。
たとえば、WiMAX2+回線を用いて通信する「Speed Wi-Fi 5G X12」では、別売りの「X12 クレードル(NAR03PUA/NAR03PUU)」を用意する必要があります。なお、すべてのモバイルルーターに専用のクレードルがあるわけではなく、クレードルがないタイプのモバイルルーターはLANケーブルを用いた有線接続はできません。
可動域が狭まる
モバイルルーターを有線接続すると、可動域が狭まります。なぜなら、有線ケーブルが届く範囲でしか接続できなくなるためです。
無線接続であれば、モバイルルーターから離れた場所であっても、インターネットに接続できます。しかし、有線接続の場合はモバイルルーターのない部屋ではインターネットに接続できない、有線ケーブルを長くしなければいけないなどの弊害が生じます。
モバイルルーターは有線接続と無線接続が同時にできる

モバイルルーターは有線接続と無線接続が同時にできます。特別な設定などは不要であり、有線接続をしたうえで無線接続(Wi-Fi接続)の設定をするだけです。
ただし、複数台で同時に接続するとデータ通信量の消費が大きくなり、データ通信量の制限に達するのが早くなるため注意しましょう。データ通信量が無制限のプランでない場合は、データ通信量をこまめに確認することをおすすめします。
モバイルルーターとiPhone・Switch・PS4を有線接続する方法

パソコンや一部のスマホには有線ケーブルの差し込み口があるため、形状に適した有線ケーブルがあればすぐに有線接続が可能です。
しかし、以下のような一部の端末はそのまま有線接続はできず、別途で変換ケーブルを用意する必要があります。
・iPhone
・Switch
・PS4
これらの端末をモバイルルーターと有線接続する方法を詳しくみていきましょう。
iPhone
iPhoneをモバイルルーターと有線接続する際は、以下の3つが必要です。
・LANケーブル
・クレードル
・Lightning用の有線LANアダプター
iPhoneの端子はLightningという独自規格であり、USBは使えません。そのため、Lightning用の有線LANアダプターを用意して、LANケーブルにつなぐ必要があります。接続方法は以下のとおりです。
1.モバイルルーターをクレードルにセットする
2.LANケーブルをモバイルルーターに接続する
3.LANケーブルとLightning用の有線LANアダプターをつなぐ
4.iPhoneにLightning用の有線LANアダプターを接続する
上記の手順が完了したら、設定画面でインターネットに接続できているか確認してみましょう。
Switch
Switchをモバイルルーターと有線接続する際は、以下の3つが必要です。
・LANケーブル
・クレードル
・有線LANアダプター
有線LANアダプターは、SwitchのUSB端子にLANケーブルを接続するための変換ケーブルです。接続方法は以下のとおりです。
1.モバイルルーターをクレードルにセットする
2.LANケーブルをモバイルルーターに接続する
3.LANケーブルと有線LANアダプターをつなぐ
4.SwitchドックのUSB端子に有線LANアダプターを接続する
5.本体の設定画面にて「有線でインターネットに接続」を選択する
リアルタイムで対戦するようなオンラインゲームをプレイする場合、通信が安定しやすい有線接続が活躍します。
PS4
PS4をモバイルルーターと有線接続する際は、以下の2つが必要です。
・LANケーブル
・クレードル
PS4の本体にはLANケーブルを挿すためのポートがあり、Switchのように別途でアダプターを購入する必要はありません。接続方法は以下のとおりです。
1.モバイルルーターをクレードルにセットする
2.LANケーブルをモバイルルーターに接続する
3.LANケーブルをPS4につなぐ
4.PS4のインターネット接続の設定画面にて「有線接続」を選択する
モバイルルーターで有線接続できないときの対処法

モバイルルーターで有線接続できないときは、以下の対処法を試してみてください。
・端末を再起動する
・ケーブルを変更する
それぞれについて詳しく解説します。
端末を再起動する
モバイルルーターで有線接続できないときは、まず端末を再起動してみてください。再起動をすることで、モバイルルーターに溜まっていた余計なデータなどが削除され、接続しやすくなることがあります。
具体的な手順はモバイルルーターごとに異なるものの、一般的には以下のような手順で再起動が可能です。
1.有線接続している端末を切断する
2.再起動ボタンを押す(再起動ボタンがない場合は電源をオフにして、再度オンにする)
3.画面が起動すれば再起動が完了
ケーブルを変更する
モバイルルーターで有線接続できない場合、有線ケーブルに問題がある可能性があります。考えられる問題としては、主に以下の2パターンです。
・通信用のケーブルではない
・ケーブルの内部で断線している
USBケーブルでよくみられるケースなのですが、充電用のUSBケーブルを通信用のUSBケーブルだと勘違いして使用しているケースです。充電用のUSBケーブルでは有線接続ができないため注意しましょう。
また、有線ケーブルでよくある問題として、ケーブル内部の断線が挙げられます。ケーブルを追って結んでしまっているなどで、内部で断線が起きることがあります。この場合は、別の有線ケーブルを用意しましょう。
無線接続と有線接続の両方をするならruumモバイルがおすすめ

引用元:ruumモバイル公式HP
無線接続と有線接続の両方をするならruumモバイルがおすすめです。NECが販売している別売りのクレードル「X12 クレードル(NAR03PUA/NAR03PUU)」を購入すれば、有線接続ができます。
ここでは、ruumモバイルのおすすめポイントやお得な料金プランについて詳しく紹介していきます。
ruumモバイル「WiMAX+5Gプラン」
ruumモバイルの「WiMAX+5Gプラン」は、データ通信量が無制限のプランで、データ通信量を気にせずにインターネットを楽しめます。最新の5G通信に対応しており、下り最大3.9Gbps ・上り最大183Mbpsの高速通信が可能なほか、4G LTEとWiMAX2+にも対応しています。
自宅での日常使いから、旅行や推し活などの遠征、さらにはテレワークや出張先・営業先といったさまざまシーンで重宝すること間違いありません。また、モバイルルーターを有線接続して、オンラインゲームを思う存分楽しみたいという方などにもぴったりです。
【WiMAX+5Gプラン(無制限)】
端末の種類 | モバイルルーター/ホームルーター |
---|---|
データ通信量 | 無制限 |
端末代金 | 770円/月(3年利用で0円) |
月額料金 | 4,378円 |
契約期間 | 24ヶ月 |
最大通信速度 |
下り:3.9Gbps 下り:4.2Gbps |
キャンペーン情報 |
・月額利用料2ヶ月無料キャンペーン ・端末相当額0円キャンペーン ・大東建託入居者特典 |
ruumモバイルの端末情報
ruumモバイルで採用されているモバイルルーターは、「Speed Wi-Fi 5G X12」です。充電の持ちなどのスペックについては、以下の表を参考にしてみてください。
【Speed Wi-Fi 5G X12】
端末の種類 | モバイルルーター |
---|---|
通信速度 |
下り:最大3.9Gbps 上り:最大183Mbps |
対応ネットワーク |
・5G ・4G LTE ・WiMAX2+ |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz) |
サイズ | 約W136×H68×D14.8mm |
同時接続台数 | 16台+USB接続1台 |
連続通信時間 | 約540分 |
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キャンペーン名 | 適用条件 | キャンペーン内容 |
---|---|---|
初月月額利用料無料キャンペーン | 「ruum」アプリのアカウント登録をし、アプリからサービスに申し込む | サービス提供開始月(端末が手元に到着した月)の月額利用料が無料になる |
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ruumモバイルの安心オプション
ruumモバイルでは、月額660円(税込)で安心オプションに加入できます。端末が故障・紛失したときに、端末の修理もしくは交換に無償(一部有償)で対応してもらえるサービスです。
・自然故障:0円
・サポート対象範囲内の故障・破損等:0円
・水漏れ(過失含む):0円
・盗難及び紛失:有償
・バッテリー劣化:有償
頻繁にモバイルルーターを外出先に持ち運ぶ方にとって安心の補償内容となっています。ただし、故意による故障と改造による損害、使用による劣化・色落ちに関してはサービスの対象外なので注意しましょう。
ruumモバイルの利用の流れ・契約期間
ruumモバイルの利用の流れは、以下のとおりです。
1.アプリ/WEBから申し込み
2.発送
3.利用開始
ruumモバイルの「WiMAX+5Gプラン」の最低契約期間は24ヶ月で、契約期間内の解約には1,100円の解約金がかかります。
ただし、ruumモバイルでは初期契約解除の仕組みが用意されており、端末が自宅に到着してから8日以内は解約金がかかりません。そのため、通信速度や対応エリアに不安を抱えている方でも、安心して利用を始められるでしょう。
別売りのクレードルのメリットや買うべき人は?

クレードルは基本的に別売りとなっていますが、以下のメリットがあります。
・モバイルルーターを充電しながら利用できる
・モバイルルーターを有線接続できる
必須の機器ではないものの、持っておいて損はないでしょう。特に以下のような方はクレードルを購入するのがおすすめです。
・通信速度を重視する方
・モバイルルーターをスマートに設置したい方
・有線接続にのみ対応している端末を持っている方
まとめ

モバイルルーターを有線接続することで、通信の安定性・速度が向上する、セキュリティ性が高まるなどのメリットがあります。また、LANケーブルで有線接続する際に必要なクレードルを購入すれば、充電スタンドとして使うこともできます。
より快適にインターネットを利用したい方は、有線接続を検討してみると良いでしょう。