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Wi-Fiルーターのおすすめ収納場所!電波が届きやすい置き場所を詳しく解説します!

2023.11.30

 目次

・Wi-Fiルーターの収納場所で気をつけたいポイント
 ・なるべく家や部屋の中央に置く
 ・床から1〜2m離れた高さのある場所に設置する
 ・Wi-Fiルーターをモノで覆わない
 ・家電製品や水槽から離れた場所に設置する

・Wi-Fiルーターをおしゃれに壁掛けで浮かせる方法
 ・DIYでも人気な「壁美人」を使う
 ・石膏ボード用のフックを使う
 ・突っ張り棒・ディアウォールを使う

・電波を届きやすくするための設定
 ・周波数帯を変更する
 ・ビームフォーミング機能を活用する
 ・中継器を導入する

・それでも通信速度が遅い場合の対応
 ・Wi-Fiルーターの規格を見直す
 ・インターネット回線を見直す

・まとめ

Wi-Fiとは

Wi-Fiルーターの収納場所で気をつけたいポイント

なるべく家や部屋の中央に置く

家や部屋の中央に置くのが理想的です。

障害物のない空間であればWi-Fiの電波は100m先まで届くと言われていますが、実際には壁や家具、家電などの障害物に邪魔されて電波が届く範囲は10mもないことがほとんどです。

Wi-Fiの電波はルーターを中心に球体状に発信されているため、なるべく家や部屋の中心にルーターを置くことで家や部屋全体に電波が届くようになります。

配線やレイアウトの観点から現実的には難しいかもしれませんが、理想的には中央に置くのがよいということは頭に入れておきましょう。

床から1〜2m離れた高さのある場所に設置する

床から少し離れた場所にルーターを設置しましょう。
Wi-Fiの電波は床に反射すると弱くなってしまう性質があるため、なるべく高いところから電波を飛ばす方が効果的です。

また、2階建ての家の場合は1階にも2階にもWi-Fiの電波が届くように1階の天井近くにルーターを設置することがおすすめです。

Wi-Fiルーターをモノで覆わない

Wi-Fiルーターをモノで覆ってしまうと電波が届きにくくなる原因になります。
ホコリがたまらないように布やカバーをかけたり、部屋のレイアウトを重視して棚の中に収納したりすることがあるかもしれません。

しかし、それらはWi-Fiの電波を弱めてしまう原因になります。
問題なくWi-Fiが使用できるなら問題はありませんが、もし電波が弱いと感じるようであれば、Wi-Fiルーターをモノで覆うのをやめてみましょう。

家電製品や水槽から離れた場所に設置する

家電製品や水槽は障害物の中でも特にWi-Fiの電波を弱めてしまう原因になるため、Wi-Fiルーターは離れた場所に設置しましょう。

家電製品で用いられている電磁波の周波数帯とWi-Fiルーターが用いている周波数帯が同じのため、電波が干渉して電波不良の原因となってしまいます。

また、Wi-Fiの電波は水に吸収されやすいという弱点があります。そのためWi-Fiルーターの近くに水槽や花瓶があると電波が吸収されて弱まってしまう可能性があります。

電波を弱まらせないためにも、Wi-Fiルーターは家電製品や水槽から離れた場所に設置しましょう。

Wi-Fiルーターをおしゃれに壁掛けで浮かせる方法

Wi-Fiとは

DIYでも人気な「壁美人」を使う

「壁美人」とはホッチキスで留める壁掛けフックで、Amazon売れ筋ランキングフック部門で9位の商品です。

ホッチキスの芯は画鋲やネジと比べてかなり細いため、壁に目立った穴を開けることなく壁掛けフックを取り付けることができます。

その便利さが評価され、DIYの世界でも人気の商品です。なるべく壁に穴を開けずに壁掛けしたい方におすすめです。

石膏ボード用のフックを使う

Wi-Fiとは

石膏ボード用のフックも壁掛けに便利です。「壁美人」と比べると穴の大きさは大きくなってしまいますが、ネジ止めするよりも小さな穴でWi-Fiルーターを壁にかけることができます。

耐荷重も3〜10kgとしっかりしていて、落下の心配も少ないです。

また、家が賃貸の場合、壁に画鋲などで穴をあけても通常の生活でできる穴と判断され原状回復義務の対象外となるので心配なくて大丈夫です。

突っ張り棒・ディアウォールを使う

Wi-Fiとは

壁に穴をあけたくない方は突っ張り棒や「ディアウォール」という商品を活用して棚を作るのがおすすめです。

「ディアウォール」はDIYでよく使用される商品で、天井と床に縦方向に垂直に突っ張り棒を立てて新しく柱を作る商品です。飾り棚や壁面収納など自由なインテリアを作れることで人気です。

壁に穴を開けたくない方は突っ張り棚を活用するのがよいでしょう。

電波を届きやすくするための設定

Wi-Fiとは

周波数帯を変更する

多くのWi-Fiルーターでは2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯を利用できます。

同じようなSSIDで「XXXX-G-XXXX」と「XXXX-A-XXXX」となっているものを見かけませんか?「G」と表示されているのが2.4GHzで、「A」と表示されているのが5GHzです。

それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

メリット デメリット
2.4GHz(G表記) 壁などの障害物があっても電波が弱くなりにくい。 5GHzと比べて通信速度が遅い。
家電製品と同じ周波数帯のため、干渉しやすい。
5GHz(A表記) 2.4GHzと比べて通信速度が速い。
家電製品に干渉されない。
遠くまで電波が届きにくい。
壁などの障害物の影響を受けやすい。

そのため、Wi-Fiルーターから離れた場所でWi-Fiに繋ぎたい時は2.4GHzを使用した方が良い一方、家電製品に干渉されていそうな場合は5GHzを使用した方が良いと言えます。

周波数帯切り替えながら使用しましょう。

ビームフォーミング機能を活用する

ビームフォーミング機能とはスマホやパソコンの位置・距離に応じて、電波の送信タイミングを自動で調整し、通信速度・安定性を上げる機能です。

壁や家具などの障害物の影響も受けにくくなったり、2階にも電波が届きやすくなるなどのメリットがあります。

一方でWi-Fiルーターがビームフォーミング機能に対応している必要があるので、注意が必要です。

中継器を導入する

中継機を導入するのもおすすめです。Wi-Fiの中継機とは、Wi-Fiの電波をキャッチし、再発信することで、Wi-Fiを利用できる範囲を拡大させるための機器です。

部屋数が多かったり3階建てだったりなどで家全体にWi-Fiが届きにくいといった方におすすめです。

それでも通信速度が遅い場合の対応

Wi-Fiとは

Wi-Fiルーターの規格を見直す

具体的には下記のような規格があり、それぞれWi-Fi4~6と世代が割り振られています。

・IEEE802.11ax(Wi-Fi6)
・IEEE802.11ac(Wi-Fi5)
・IEEE802.11n(Wi-Fi4)

このうち規格がIEEE802.11n(Wi-Fi4)の場合は、Wi-Fiルーターの買い替えを検討することをおすすめします。

近年の光回線の通信速度は最大1Gbpsであるのが主流な一方、Wi-Fi4では光回線の通信速度に対応しておらず、その性能を引き出せないからです。

Wi-Fiルーターの規格を見直してWi-Fi5以上の規格のものに変更するのがおすすめです。

インターネット回線を見直す

インターネット回線を見直して、「IPv6(IPoE)」という新しい接続方法に切り替えることで通信速度・安定性が向上します。

IPv6(IPoE)はインターネット通信の新しいルールのようなイメージで、これによりインターネット回線が安定して速度の改善が期待できるうえ、セキュリティが強くなるといったメリットがあります。

利用するには通信事業者やプロバイダに申し込みの連絡が必要なので一度問い合わせて見ましょう。

まとめ

Wi-Fiルーターの置き場所はなるべく部屋の中央において、壁や家電製品などの障害物の近くを避けるのがおすすめです。

壁掛けには壁の穴が目立たない「壁美人」や「ディアウォール」などの商品が人気です。

また通信速度の遅さが気になる場合は周波数帯を変更するなどして対応しましょう。

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